「自動車技術展:人とくるまのテクノロジー展2018 横浜」出展 (SCSKブース)
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SCSKは、2018年5月23日(水)~5月25日(金)にパシフィコ横浜で開催された「自動車技術展:人とくるまのテクノロジー展2018 横浜」
に出展しました。
SCSKブースでは、自動車業界向けCAEソリューションと関連製品、仮想現実(VR)と自動車工学を融合した最新の設計開発シミュレーションなど、モノづくり革新を加速させる最先端CAEソリューションの数々を展示し、来場者の皆様にご紹介しました。
開催期間中は、たくさんの皆様にご来場いただき誠にありがとうございました。
展示会概要
主催 | 公益社団法人 自動車技術会 |
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日時 | 2018年5月23日(水)~25日(金) 10:00~18:00 ※25日(金)は17:00まで |
会場 |
パシフィコ横浜
神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1 |
展示内容
展示ブースでは、SCSKが提案する自動車業界向けCAEソリューションをはじめ、CAE業務の効率化に寄与する設計空間探索(最適化・サロゲートモデリング)ソリューション、その他関連製品などを展示し、ご紹介しました。あわせて、研究から生産に至るまで幅広く高精度な解析を可能にする解析ソリューションとSCSK独自の構造解析ソフトとのスムーズな連成解析事例などについてご説明しました。また、遠隔地を含む複数のレビュアーが同一VR空間内でコミュニケーションを取りながらレビューできるVRデザインシステムのデモを来場者の皆様に体験いただきました。






- Ricardo Software : エンジン性能解析ツール
- ADVENTURECluster : 大規模構造解析ソフト
- GeoDict : 仮想材料ラボラトリー
- MAGMASOFT : 鋳造プロセスシミュレーション
- FORGE : 鍛造・塑性加工シミュレーション
- Rem3D : 射出成形シミュレーション
- SORPAS : 抵抗溶接シミュレーション
- IPS Cable Simulation :ケーブル・ハーネスリアルタイムシミュレーション
- GRANTA MI :材料知識共有ソリューション
- aPriori:リアルタイム原価シミュレーション
- pSeven : 設計空間探索・最適化プラットフォーム
- バーチャルデザインレビュー: VR空間レビュー支援
ワークショップ
「リアルドライビングエミッション(RDE)のためのシミュレーション(内燃機関・バッテリー)」
SCSK株式会社
製造エンジニアリング事業本部 解析ソリューション第二部 平松 秀章
持続可能なモータリゼーション社会の実現に向けて、世界の環境規制に対する取り組みの厳格化が進んでいます。EUでは2017年、日本でも2022年から乗用車向けに、実路走行中のNox(窒素酸化物)、PN(粒子状物質数)、CO(一酸化炭素)などの排出ガス測定試験を義務付けたリアルドライビングエミッション(RDE)規制の導入が予定されています。
本ワークショップでは、まず、RDE規制対応上の課題を整理し、規制導入に伴い急務となる新たなシミュレーション技術として、各部品性能をバランス化し全体最適での目標性能を実現する、統合モデルによる性能評価についてご説明しました。あわせて、高速計算かつ高精度なシミュレーションを可能にするリアルタイムエンジンモデルの必要性についてご説明するとともに、排出ガスを予測する手法として「Ricardo Software」を活用した事例についてご紹介しました。

SCSK株式会社
平松 秀章

会場の様子
「潤滑CAE適用によるエンジンおよびトランスミッションの性能向上にむけた取り組み」
SCSK株式会社
製造エンジニアリング事業本部 解析ソリューション第二部 森谷 隆之
高効率性(省燃費、長寿命化など)と同時に、環境規制への対応も求められる現在、高性能エンジン開発における潤滑技術の重要性が高まっています。このような状況において、高性能エンジン開発では、強度・重量とNVH(Noise、Vibration、Harshness)、オイル消費と摩擦などのトレードオフを検討することが必須となります。
本ワークショップでは、エンジンおよびトランスミッションの性能向上に寄与する潤滑CAE適用例として、部分最適化だけでなく全体最適化を実現した最新の事例についてご紹介しました。

SCSK株式会社
森谷 隆之

会場の様子
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