SASE用語集
「CASB（Cloud Access Security Broker）」

1. CASBとは

クラウドサービス利用時のセキュリティを強化するための仲介機能を提供するソリューションです。

企業がSaaSやIaaSなどのクラウドサービスを活用する際、アクセスの可視化、データ保護、不正アクセスの防止、コンプライアンスの強化を実現します。

CASBは、クラウドアプリケーションの利用状況を監視し、不正なデバイスやアカウントによるアクセスをブロックすることで、情報漏えいリスクを低減します。

また、暗号化やDLP（Data Loss Prevention）機能を備え、機密データの保護も可能です。ゼロトラストセキュリティの一環として重要視されており、クラウド環境の安全な運用に欠かせない技術となっています。

SASEとは？｜ SASEソリューションサイト｜SCSK株式会社