Red Hat OpenShift Platform Plus (OPP) は、KubernetesディストリビューションのRed Hat OpenShift Container Platform (OCP) を中心に、マルチクラスタ管理のRed Hat Advanced Cluster Management (ACM)、コンテナセキュリティ管理のRed Hat Advanced Cluster Security (ACS)、ストレージソリューションのRed Hat OpenShift Data Foundation Essential Edition (ODF Essential Edition)、コンテナレジストリのRed Hat Quayを含む包括的なパッケージ製品です。
2021年5月に登場し、2022年にはODF Essential Editionが追加されました。
OPPは、コンテナ環境をエンタープライズ視点で構築する際に必要なソフトウェアを一つのパッケージとして提供し、個別に購入するよりも安価に提供しています。
ODF Essential EditionとODF Advanced Editionの選択肢があり、Advanced Editionではクラスター外のCephストレージ構築やデータの暗号化サポートが可能です。
Red Hatは「オープン・ハイブリッド・クラウド」戦略を進めており、OPPを使用することでオンプレミスでもクラウドでも、異なるインフラ環境の違いを吸収し、一貫したKubernetes運用環境を構築できます。