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OpenShift Virtualization ( Kubevirt ) でVM管理もCloud Nativeに (2)

OpenShift Virtualization(OCP Virt)上でWindows ServerをVMとして構築し、Containerized Data Importer(CDI)やDataVolumeについて紹介します。Windows Server 2022をOCP Virtで実行するためには、まずISOファイルをダウンロードしてOCP環境上に準備する必要があります。設定が完了すると、VNCコンソールを利用してWindows Serverを起動できます。さらに、VMの管理を円滑に行うためには、QEMU Guest Agentのインストールが推奨されます。

リモートデスクトップ接続については、サーバーマネージャーからリモートデスクトップを有効化し、"Desktop viewer"に切り替えて"Create RDP Service"を実行することで、クラスター外部からのRDP接続が可能となります。AWS上のベアメタルサーバーを利用している場合は、踏み台サーバーを経由してポートフォワードを行うことでアクセスできます。

CDIは、OSイメージをダウンロードしてPVを作成するために必要なOperatorです。DataVolumeを作成すると、Importer Podと保存用のPVが作成され、VMを起動するためのVirt Launcher PodにPVがアタッチされます。DataVolumeによるPVの作成は、URLの指定によるダウンロードのほか、アップロード、既存のPVからのコピー、Snapshotsからの作成、コンテナ化されたOSイメージの利用など、複数の方法があります。VirtualMachine CRを作成する際には、DataVolumeTemplateとしてDataVolumeの設定が行われ、一連のPVが準備されます。

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