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CodeReady Containers(CRC)構築時の注意点とTips

Red Hat CodeReady Containers(CRC)を利用する際の注意点とTipsについて紹介します。
CRCはシングルノードのOpenShift環境をローカルで簡単に構築できるツールですが、いくつかの注意点があります。
まず、CRCのディスク要件は大きく、35GBの空きスペースが必要です。
セットアップ後は約13GBのファイルが残りますが、crc deleteコマンドでは完全には削除されないため、不要になった場合は手動で~/.crcフォルダを削除する必要があります。
また、初回起動時には時間がかかること、ネスト実行の際はハードウェア仮想化を有効にする必要があることが挙げられます。
便利なTipsとしては、pull-secretをファイルから読み込ませる方法、pv0001〜pv0030までの30個の事前構成済みの永続ボリューム(PV)の存在、kubeadminのパスワードの確認方法、ocコマンドのパス設定、タブ補完の有効化、CRC VMへのSSHログイン方法、そしてCRC VMのvCPU/Memory割り当て量の変更方法があります。
最後に、RHELの最小構成でCRCを実行する手順を簡潔に説明しました。
これらの情報を活用して、CRCの構築と利用をよりスムーズに行いましょう。

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