この記事では、CodeReady Containers（CRC）のリモート接続機能に焦点を当てて解説しています。
CRC v.1.15以降、Linux版でリモートサーバー上にCRCを配置し、外部の端末からアクセスすることがサポートされています。
この構成により、ローカル端末のリソースを節約しつつ、リソースに余裕のあるリモートサーバーをOpenShiftの実行環境として利用できます。
リモート接続設定には追加でhaproxyを設定し、外部からのアクセスをCRC仮想マシンへ転送します。
また、「crc.testing」と「apps-crc.testing」ドメイン名の名前解決設定も必要です。
この機能はローカルネットワーク内使用を推奨しており、複数ユーザーでのサーバー用途にはフル機能版のOpenShiftの利用が推奨されています。
リモート接続構成におけるサーバー側とクライアント側の設定方法も紹介されています。