Red HatはCodeReady Containers (CRC)の新しいディストリビューションであるCodeReady Containers for OKD（CRC for OKD）をリリースしました。
これにより、Red Hat CodeReady Containers（Red Hat CRC）とCRC for OKDの2種類のCRCが存在することになります。
CRCは開発とテスト目的で最小限のOpenShift 4クラスターをローカルコンピュータに提供しますが、Red Hat CRCとCRC for OKDでは提供する機能やサポート範囲が異なります。
Red Hat CRCは開発者のデスクトップ上での実行をターゲットにしており、Red Hatが提供する多数の機能を含みます。
一方、CRC for OKDはOKD 4のCRC版で、OKDの公式サイトで紹介されています。
両方のCRCはインストールが簡単で、開発者がローカルでOpenShiftクラスターを起動し、テストすることを目的としています。
しかし、CRCのサポートはコミュニティベースであり、特定のOpenShiftアプリケーションの問題はCRCの範囲外とされています。