対象作業 | 以前のオペレーション | Operations Orchestration適用ポイント |
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ActiveDirectory オペレーション |
Active Directoryへのユーザー登録作業を手動で実施。OUやセキュリティグループの存在確認、存在しない場合は作成も都度行うため、GUI操作に時間がかかり、またオペミスも多く発生。 | 申請ポータルから直接Operations Orchestrationのフローを呼び出すことにより、アカウント登録作業からOU確認、セキュリティグループ確認、新規作成作業を完全自動化。 |
メールに記述される簡易な オペレーション |
メールベースで各種申請がオペレーターに届き、オペレーターがその都度メールからコピー&ペーストして登録作業を実施。 | Operations Orchestrationにて申請メールを解読し、申請作業毎に各種フローが自動実行され、チケッティングからクローズ処理、申請者への通知まで自動化。 |
バックアップ作業 | バックアップが夜間失敗して止まっていることがたびたび発生し、朝オペレータが来て始めて対応が可能な状況。 | バックアップ異常終了時、Operations Orchestrationのフローが起動し、リカバリ可能なバックアップ障害に関しては自動でバックアップを開始。 |
パッチ適用・稼動確認作業 | 商用システムにおいてパッチを適用する際、本番環境に影響を与えないように、事前の設定解除作業、適用後のシステム稼働確認の作業が複雑で、外部ベンダーに全作業を委託。 | Operations Orchestrationにてパッチ適用前、適用後作業をすべてフロー化し、かかる外部ベンダー費用を大幅に削減。 |
社内システムの単純な オペレーション |
応接室で社内ネットワークを使用する際の申請受付、設定作業を手動で実施。 | Operations Orchestrationにて申請を受け付け、該当のポートのON/OFFを自動で行うように変更。 |