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Aras Innovatorを核としたソリューション連携による価値創出
―情報を蓄積・連携・活用し、新しい価値を生み出すデータマネジメント改革―


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どうも!ITPNAVI編集部の加藤です!今回は私が参加した、企業の価値創造力を高めるデータ活用に関するセミナーについて、内容をまとめてご紹介します!

DX(デジタルトランスフォーメーション)の実現に向けて、AIやIoTをはじめとした、企業が持つ膨大な情報を収集し活用する技術に注目が集まっています。
一方で、あらゆる場所に情報が点在しており必要な情報が見つけられない、アプリケーションやシステムによって必要な情報の内容・形式が異なり上手く連携できない、といった課題を持たれている企業も多いのではないでしょうか。
そういった課題を解決するため、データマネジメントシステム「Aras Innovator」を核としたさまざまなソリューション連携の仕組みをご紹介します。
今回は、Aras Innovatorのコミュニティイベントである「Aras ACE 2022 Japan」にてSCSKが講演したセッションをアフターレポートにまとめました。

開催概要
名称:Aras ACE 2022 Japan
主催:アラスジャパン合同会社
日時:2022年6月9日(木)13:00~17:40、10日(金)10:00~17:20
   ※本セッションは2022年6月10日(金)13:45~14:15
会場:ANAインターコンチネンタルホテル東京

この記事のポイント

  1. Aras Innovatorを核としたソリューション連携による価値創出
  2. Aras Innovatorとソリューション連携の具体例
  3. SCSKが提案する「新しい価値創出」のかたち

Aras Innovatorを核としたソリューション連携による価値創出

<講演者>
SCSK株式会社 プラットフォーム事業グループ 製造エンジニアリング事業本部 PLMソリューション部 第二課 今出 俊和
SCSK株式会社
プラットフォーム事業グループ
製造エンジニアリング事業本部
PLMソリューション部 第二課
今出 俊和

DX実現に向けたデータマネジメントシステムAras Innovatorの必要性

DXの実現には、もととなる情報を適切に扱えることが重要です。ここで言う適切とは、すべての情報がデジタル化され、蓄積され、情報同士の関連性が記録されているだけでなく、その中から特定の情報を必要な時に必要な形ですぐに取り出せる状態を指します。せっかく情報が蓄積されていてもそこから必要なものを探すのに手間がかかってしまうと、結局それらの情報が利用されることはなく、単なるストレージの負債となってしまうからです。そのために、関連する情報を一か所に集め、一つの情報から関連する情報が芋づる式に辿れる仕組みが重要になります。これを実現するのがデータマネジメントシステムであり、その一つがAras Innovatorです。

Aras Innovatorは、製造業における製品の企画~保守を通した製品ライフサイクル全体の各データを繋ぐ無償のデータマネジメントソフトウェアです。膨大な情報を管理・連携するためのテンプレートを搭載しており、そのテンプレートを活用しつつ、柔軟にカスタマイズすることで、企業の業務内容に応じたデータマネジメントシステムを手軽に構築できます。
※Aras製品ページ:https://www.scsk.jp/product/common/aras/index.html

<データマネジメントによる適切なデータ管理のありかた>

<データマネジメントによる適切なデータ管理のありかた>

Aras Innovatorとソリューション連携の具体例

次のステップとして、Aras Innovator内に蓄えられた情報を活用し、あらゆるソリューションと連携することで、さらなる価値を生み出す仕組みを具体例でご紹介いたします。

(例)設計データの活用によるコストシミュレーション
SCSKでは、製品設計の初期段階でコストをシミュレーションする「aPriori」というソリューションを取り扱っています。製品の3Dモデルや製造地域、原材料などのデータをaPrioriに読み込むことで、適切な加工方法を選定し、それに即した製造コストを即時に算出できます。

Aras InnovatorとaPrioriを組み合わせることにより、Aras Innovatorが蓄積する情報から必要なデータを素早くaPrioriに渡し、aPrioriのシミュレーション結果をまたAras Innovatorに返すというスムーズな情報のやりとりが可能になります。その結果、コストや環境面への影響をいち早く把握した上で、製造プロセスを格段にスピードアップさせることができます。
※aPriori製品ページ:https://www.scsk.jp/product/common/apriori/index.html

<情報が新たな情報を生み出し、新たな価値を創出する好循環>

<情報が新たな情報を生み出し、新たな価値を創出する好循環>

Aras Innovator-aPriori連携はほんの一例です。目的や業務に応じてさまざまなソリューションと連携させたいと思われるでしょう。
通常、アプリケーションやシステムが異なれば扱う情報の種類も異なり、それに応じて連携方法を設計する必要がありますが、これらを一つ一つ設計するのは非常に手間がかかり実用的ではありません。

SCSKが扱う「Asteria Warp」は、ローコード/ノーコードで、種類の異なるファイル形式、データベース、システムの間を取り持ち、さまざまなシステムを連携させることができます。例えばaPrioriを繋ぎたい、その他のアプリケーションを繋ぎたいという場合にも、それらとAras Innovatorとの間を簡単に埋めてくれるのです。
※Asteria Warp製品ページ https://www.scsk.jp/product/common/asteria/

<繋ぎたいシステム・ソフトウェア・情報をすべて繋げられる仕組み>

<繋ぎたいシステム・ソフトウェア・情報をすべて繋げられる仕組み>

SCSKが提案する「新しい価値創出」のかたち

これまでご説明してきたように、情報が自動で収集され、必要なときに必要な形ですぐに取り出せるような、データマネジメントのより良い姿を実現するのがAras Innovatorです。その取り出した情報を活用して新たな情報を生み出し、再びAras Innovatorで収集することにより、それらが単なる情報ではなく「知見」として蓄積され、ますます価値を生み出す好循環を作り上げます。そのために私たちSCSKでは、Aras Innovatorを核として多種多様なソリューション連携をこれからも推進していきます。

<Aras Innovatorがモノづくりのすべてを繋ぐ>

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