アルプス電気株式会社とアルパイン株式会社が経営統合し、2019年に新たにアルプスアルパイン株式会社としてスタートした同社は、「コンポーネント」「センサー・コミュニケーション」「モビリティ」の3つを事業軸として、メカトロニクス設計、磁気、高周波、静電、音響、プリンティングなどのコア技術と、精密加工や生産技術、そして光学、ASIC設計、ソフトウェアなどの注力技術を磨いてこられました。中核ビジネスである車載向けモビリティにおいては、来るべきSDV(Software-Defined Vehicle)時代を見据え開発を進められています。今回は、そのモビリティにおける原価管理体制の強化にaPrioriを導入した事例をご紹介いただきます。
製造原価シミュレーション aPriori(アプリオリ)
aPrioriは3DCADモデルから形状やPMI情報を抽出し、構築したデジタルファクトリーの情報を考慮して、モノづくりの意思決定に必要な3つの指標を提供します。 aPriori活用で自社内に明確なコストテーブルを持ち、設計の早期段階からコストを意識した製品開発体制を整え、イノベーションを促進することに貢献します。