HULFT×HULFT Squareで実現するSaaS移行

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HULFT×HULFT Squareで実現するSaaS移行:
オンプレミスとのスムーズな連携

昨今、サーバやソフトウェアの維持管理が負担となっている企業が増えており、オンプレミス環境からSaaSへの移行を検討する企業も多くなっています。しかし、SaaSへの移行にはデータ移行など多くの工数が必要となる可能性があります。HULFT Squareを導入することで、オンプレミスからSaaSへの移行を迅速に対応することができます。特にHULFT SquareはHULFT機能を有しているため、連携対象システムのHULFT機能を用いて、より簡易にデータ移行を実施することが可能です。本記事では、HULFT機能を用いたHULFT SquareによるオンプレミスからSaaSへのデータ移行の一例を紹介します。

HULFT Square導入前のSaaS移行例

HULFT Square導入前のSaaS移行例

上記はオンプレ環境上の基幹システムが持つ従業員情報を人材管理SaaSであるSmartHRに手動で移行する処理と構成の例です。
処理の流れは①オンプレ環境上のファイルを取得→②取得したファイル内のデータの加工③SmartHRにデータを登録 の3つのステップが必要になります。

この処理には下記の課題があります。

1.すべて手作業であるため必要工数が多大
データ変換やデータ登録を手作業で実施するとなると、多大な工数が必要になります。また、SmartHRの仕様変更によって作業フローの変更を余儀なくされます。
2.基幹システムからファイル取得方法の検討が必要
基幹システムからのファイル取得も HULFT 機能が利用できない以上、FTP や基幹システム側のファイル出力など別の取得方法を考える必要があります。この場合、基幹システム側に何かしらの改修が入ることになります。

HULFT Square導入後のSaaS移行例

HULFT Square導入後のSaaS移行例

上記はHULFT Squareを利用したオンプレからSaaSへのデータ移行の例です。
HULFT Squareを利用することで基幹システムからのファイル取得、取得データの加工、SmartHRへのデータ登録をHUFT Squareが実施し、自動化できます。

HULFT Squareを利用することで次のメリットがあります。

1.データの転送・保管・成形を自動化
HULFT Squareにてデータの転送・保管・成形すべて自動化します。
HULFT Square導入前は手作業で抽出・フォーマット変換し移行作業を実施していた部分が自動化され、工数の削減が見込まれるとともに、ヒューマンエラーも防ぎます。
2.基幹システム側のHULFTを利用することでオンプレ連携の改修は不要
HULFT SquareはHULFTの機能も所持しているため、基幹システムからのファイル取得にHULFTを用いることができます。基幹システム側に別途変更を加えることなくファイル連携が可能になります。
3.運用面でのコスト削減も同時に実現
HULFT SquareはiPaaS製品であり、サーバを含んだ運用管理が不要です。加えて、従来の手作業による運用ではシステムのバージョンアップによる運用方法の変更が必要でしたが、HUFT Squareが対象システムの差異を吸収しますので、運用面の簡易化が見込めます。

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