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ASTERIA Warp 2506の進化を体感!実践で役立つJSON & Git管理機能紹介
- 投稿日
- 2025.07.31
- カテゴリー
- バージョンアップ情報
ASTERIA Warpは簡単にデータ連携を実現できるEAIツールですが、通常、年に2回バージョンアップリリースがあり、様々な新機能や変更が追加されます。
今回は2025年6月25日にリリースされた2506バージョンの新機能を紹介いたします。
既にASTERIA Warpを導入済みのお客様だけなく、新規導入をご検討中のお客様にも必見の内容となっております!
ASTERIA Warp 2506
2506バージョンではASTERIA Warpがより使いやすくなる新機能が追加されておりますので、今回は追加された機能の内、2つの機能をご紹介します。
- JSON操作の機能追加
- Gitによるバージョン管理機能の強化
JSON操作の機能追加
JSON形式の情報を操作可能な6つの機能が追加されました。 これによりSaaS製品とREST APIでデータをやり取りする際などに、JSON形式を用いたデータ連携がより実装しやすくなりました。
JsonInsert
入力のJSONに対して、JSONPath式でJSONフィールドを挿入可能です。
JsonMerge
ひとつ以上の入力のJSONに対して、JSONPath式で別のJSONフィールドを差し込むことが可能です。
JsonUpdate
入力のJSONに対して、JSONPath式でJSONフィールドまたは配列の要素を指定して値を更新することが可能です。
JsonDelete
入力のJSONに対して、JSONPath式で指定した部分を削除可能です。
JsonPathString
入力のJSONから、JSONPath式で値を取得可能です。
JsonPathStream
入力のJSONに対して、JSONPath式でJSONの一部を出力可能です。
Gitによるバージョン管理機能の強化
ASTERIA WarpではGitによるバージョン管理に対応しておりますが、2506バージョンからはさらに機能が追加されました。今回は追加された一部の機能をご紹介します。
※2412バージョンからはGitによるバージョン管理のみ対応しております。Subversionは対応しておりません。
ブランチ管理機能
ASTERIA Warpの開発ツールである「フローデザイナー」からブランチの作成やブランチの切り替え、ブランチ間のマージなどが可能な「ブランチ管理機能」が追加されました。
これによりブランチを素早く切り替えて作業を並行的に進めることや、並行的に進めたブランチをマージすることで別ブランチで反映した内容を適用することが可能となり、生産性の向上が期待できます。
スタッシュ管理機能
ASTERIA Warpの開発ツールである「フローデザイナー」から、ローカルの作業コピーの変更内容を一時的にスタッシュに退避させることができます。
これまでのバージョンでは退避できる変更内容は1つのみでしたが、2506バージョンからは複数のスタッシュが作成可能となったことにより、変更内容を複数退避できるようになりました。
また、退避した変更内容は「スタッシュ管理機能」により管理が可能となり、これまでよりも柔軟な開発が可能となります。
おわりに
今回はASTERIA Warp 2506バージョンで追加された機能の一部についてご紹介しました。 追加機能でより便利になったASTERIA Warpに少しでも興味を持ってくださった方、導入をご検討されたい方など、ぜひSCSKまでお気軽にお問い合わせください。
また、既にASTERIA Warpをご利用中のお客様もぜひこの機会にバージョンアップをご検討されてみてはいかがでしょうか。
バージョンアップの支援も可能なため、バージョンアップに不安がある方もぜひSCSKまでお気軽にお問い合わせください。
最後までご覧いただきありがとうございました! 次回更新もお楽しみに!!!
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