第3回 監視設定 (3/7)

技術特集

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3)Zabbixサーバの監視開始

それでは、Zabbixサーバを稼働させている自分自身を監視してみましょう。

デフォルトの設定では、「Zabbix server」というZabbixサーバ用の監視設定がすでに登録されているので、この設定を有効にすることで監視を開始できます。

Webインターフェースにログインして、メニューから「設定」->「ホスト」とホスト一覧を表示させてみてください。
「Zabbix server」というホストが登録されていることが確認できると思います。

zbx_setting_zbxsrv1

デフォルトでは、このホストの「ステータス」が「無効」になっていると思いますので、「無効」の部分をクリックして「有効」に変更してください。

zbx_setting_zbxsrv2

これだけで、Zabbixサーバの監視が開始されます。

監視の間隔もありますので、直ちにすべての情報が見れるわけではありませんが、時間の経過とともに、様々な値が取得開始されますので、「監視」->「最新データ」の画面を開いてみてください。

デフォルトでは、30秒間隔で画面が更新されます。
待てない方は、再度、「最新データ」のタブをクリックして画面を更新してみてください。

zbx_setting_latest

また、このデフォルトで登録されている「Zabbix server」の監視設定には、

  • Template App Zabbix Server
  • Template OS Linux

というテンプレートが利用されています。

これによって、Zabbixサーバとして監視すべき項目とOS自体のCPU利用状況、ハードディスク利用状況、ネットワーク利用状況などが監視できるようになります。