機能:セキュリティ機能

概要

RPAは人に代わり業務システムを自動的に操作することができますが、システムにログインするためのIDやパスワードなど、関係者以外の人に知られてはいけない情報をシナリオ内に保持させる必要があります。
シナリオファイルは社内の人間であれば比較的自由にアクセスできる場所で管理されることも多く、機密情報漏洩の観点から適切なセキュリティ機能が求められます。WinActorにはこれら企業の機密情報の管理のための、充実したセキュリティ機能が実装されています。

概要

シナリオパスワード設定

作成したシナリオファイルに、シナリオパスワードを設定することで、編集・閲覧・実行の操作をすることが制限できます。このシナリオパスワードは、「シナリオ編集パスワード」「シナリオ閲覧パスワード」「シナリオ実行パスワード」などセキュリティのレベルごとに設定することも可能です。
シナリオには機密情報が含まれる場合もあるため、適切なパスワードを設定することで、機密情報を開示する範囲を限定することができます。

変数エクスポート

WinActorは、シナリオの中で保持している変数の初期値や現在値をCSV形式で出力することができますが、コメント欄に「secret」の文字を設定することで、2つの値を「*****」でマスクした状態で出力することができます。

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