マルチクラウド環境構築と課題、その克服
マルチクラウドは複数のクラウドサービスを組み合わせて利用する手法で、特定のクラウドベンダーに依存しないメリットが…
※PoP(Points Of Presence):接続拠点のこと。例えば、パブリッククラウドへ閉域接続するための接続点などを指す。
シングルPoP構成では、PoPに障害が発生した場合にネットワークが途絶。そのリスクを回避するため、AWSを利用する際に推奨されているのが、マルチPoP構成による冗長化。
AWSでは、単一の接続点からクラウドに接続するシングルPoP構成では十分なSLA(サービス品質保証)を受けられず、ミッションクリティカルなサービスには使用不可能。
SCNXの接続点のほかに、コネクティビティパートナーである接続プロバイダーの接続点を併用することにより、ネットワーク障害が発生してもサービス提供を継続することが可能。
接続点までの回線だけではなく、接続点自体も冗長化してパブリッククラウドに接続すること(マルチPoP構成)により、AWSなどのクラウド事業者とハイレベルなSLAを締結可能。