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【ビッグローブ様】従量課金型モデルへ移行し、最新基盤のストレージ料金と運用コストを大幅削減!

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写真:ビッグローブ株式会社 基盤本部 クラウド技術部 グループリーダー 石下隆一氏 (以下、石下氏)

ビッグローブ様は、パソコン通信の黎明期に「PC-VAN」をスタートさせ、インターネット普及期の1996年から総合インターネットサービス「BIGLOBE」を提供している国内屈指の大手ISPです。
2014年にはNECグループから独立し、現在はKDDIグループとして歩みを進めています。
また、同社は法人向けに、ホスティングやハウジング、IaaS型のクラウドホスティングサービスを手がけていますが、サービス拡張に伴うデータの増大や、急増する仮想マシンの運用負荷を背景に、新たな基盤を必要としていました。
そのストレージ環境の構築に重要な役割を果たしたのが、INFINIDAT社のユニファイド・ストレージ「InfiniBox」でした。

この記事のポイント

仮想マシン急増による管理の負荷や、既存ストレージの販売終了が課題に
ストレージの従量課金体系と導入・運用負荷の軽減が選定の決め手
将来的にすべての仮想マシンを「InfinBox」へ移行し、固定費を大幅削減

仮想マシン急増による管理の負荷や、既存ストレージの販売終了が課題に

ビッグローブ様の基盤本部は、オンプレミスのストレージの運用・保守に加え、パブリッククラウド(Amazon Web Services)なども担当し、縁の下の力持ち的な存在としてサービスを支えています。
特にストレージ基盤は、8年ほど前から安価なサーバを並列で構成し、VMwareによる仮想化技術を利用した統合管理を進めてきました。

「しかしサービスの拡大に伴いデータや仮想マシンの数も膨大化し、キャパシティ管理やストレージ増設など運用の負担も大きくなってきました。そこで、NFSで接続したストレージに仮想マシンのデータストアを格納することを検討したのですが、NFSでは障害時にバックアップの経路への切り替えがうまくいかないという課題があったため、NFSではなくiSCSIで大容量・高性能なストレージを数年前から導入し基盤を構築しました」(石下氏)。

その後、順調に運用していましたが、利用していたストレージの販売が終了することがわかり、次の製品選定に迫られることになりました。
そこで同社は2017年春から、さらなる環境改善を求め、コスト削減と柔軟性を両立できる高性能なストレージシステムを探し始めたのです。

ストレージの従量課金体系と導入・運用負荷の軽減が選定の決め手

その結果、新たに採用されることになったのが、INFINIDAT社の「InfiniBox」でした。これはSDS(Software Defined Storage)をベースに、DRAM/SSD/HDDの3層構造を採用し、さらに独自ソフトウェアでオールフラッシュと同等以上の処理性能を有するユニファイド・ストレージです。

InfiniBoxは、以前に技術評価をしたことがあり、ストレージ選定のうえで有力候補に挙がっていました。
優れた特徴はもちろんですが、最終的な選定の決め手となったのは「運用費の料金体系」でした。
SCSKから「InfiniBox」の「ストレージ容量を利用した分だけ料金を支払う従量課金の料金体系」が提示されたことが大きかったのです。

石下氏は「ストレージを利用する場合、その容量をすべて使い切ることはありません。仮に数十%の空き容量が残ると、その分は“ 空気 ”にお金を払っているのと同じことになってしまいます。従量課金型モデルであれば、運用コストを削減できます」と語ります。

また新ストレージの「導入」あるいは「運用」における負荷の軽減についても、多くのストレージを扱ってきたSCSKの経験と知見が大いに活かされました。

「他の会社は、製品に関する資料を提供してくれても検証や評価までは行ってくれません。しかしSCSK様は導入前の検証から運用時まで丁寧に面倒をみてくれて助かりました。たとえば導入時の機器検証は、通常なら自分たちでは約6人月かかっていたのですが、SCSK様が担当してくれたため、1人月以下で済みました。また、運用時の性能や利用実績のレポーティング、ストレージ構成の変更作業なども、約2人月の工数が0.5人月ほどに軽減され、人件費で月間約150万円の削減効果を期待できるようになりました」(石下氏)。

将来的にすべての仮想マシンを「InfinBox」へ移行し、固定費を大幅削減

システムの実導入は3ヵ月で終わり、非常にスムーズに移行できました。2台のInfiniBoxをVMware用のデータストアに導入し、相互に同期レプリケーションさせる冗長構成にすることで、万一の障害にも備えています。【以下の図参照】

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【図:ビッグローブ様のストレージ環境】2台のInfiniBox(F4240)を採用し、相互に同期レプリケーションさせる冗長構成とした

現在、本ストレージ基盤は法人向けだけでなく、コンシューマー向けのサービスも含め、お客様に提供するデータセンタサービスの約半分以上を支えています。実際に当初の見込みどおりに、ストレージ自体のサービス容量と運用コストの削減にも成功しました。

石下氏は「SCSK様のご提案により、変動費モデルにシフトし、無駄なストレージ運用コストを削減できるようになりました。またリモート監視や各種データの取りまとめもSCSK様に担当してもらい、現場の負荷も大幅に軽減できました。
さらに、そこで確保できた人的リソースを、顧客体験を向上させるためのインフラ開発に向けられるようになったのです」と、SCSKの強力な支援の効果について高く評価いただきました。

ビッグローブ様は、自社が打ち出した中期計画の「ITインフラの運用費を固定費3割、変動費7割にシフトする」という大胆な方針に従い、3,000もの仮想マシンのすべてを将来的にInfiniBoxへ移行する予定です。
そして今後もマネージドサービスでの基盤利用を積極的に進め、ストレージの従量課金型モデルを活用することで、固定費を大幅に減らし、変動費へとシフトしていく構えです。

「InfiniBox」SCSKユーティリティストレージサービスについて

ビッグローブ様が採用した「InfiniBox」や、従量課金(ユーティリティストレージサービス)のご案内は、本ページ下部の“資料ダウンロードボタン”よりダウンロードいただけます。

「InfiniBox」の概要は、以下の紹介ページでもご覧いただけます。
★SCSK InfiniBox紹介ページ:https://www.scsk.jp/product/common/infinidat/outline.html

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