BioCatchの6つの特長
2021.12.05
「BioCatch」は、利用者が端末(スマホ/PC)を操作する際の操作情報を収集、操作の傾向いわゆる"クセ"から、本人らしさを分析します。第三者のなりすましによる不正送金、不正な新規口座開設などのサイバー犯罪を防ぐことができる製品です。
今回は、「BioCatch」の6つの《特長》についてご紹介します。どのようなことができるのか、纏めましたので以下のイメージ図と併せてご覧ください。
従来型の静的認証と「BioCatch」の動的認証イメージ
《BioCatchの特長》
その1.「本人らしさ」を可視化
ログイン前からログアウトまで継続的に利用者の操作を監視し、「本人らしさ」を0~1000のスコアを含めたプロファイル情報に基づき可視化を行う独自のソリューションです。
その2.リアルタイムに本人識別
Webサイト(ブラウザ)またはスマホアプリのログイン操作者が本人であるかどうかを判断するために利用できます。リアルタイムで収集したデータを、利用者ごとに作成されるプロファイル情報と比較して分析します。
その3.各種情報からユニークなプロファイルを作成
ブラウザベースでは500項目以上、スマートフォンアプリでは2,000項目以上の情報を収集し、それらを組み合わせることで各利用者に合わせたユニークなプロファイルを作成します。また、BioCatch社が得意とする利用者の操作情報の他に、従来のリスクベース認証ソリューションで収集されているIP情報、Geo Location情報、端末情報も収集し分析します。
その4.マシーンラーニングによる継続的な検知精度の向上
BioCatch社は50件以上の特許を取得しており、それらを製品全体に活用して非常に高度な分析を行います。また、マシーンラーニングを用いた分析エンジンは、Detection ModelへのFraudフィードバックを続けることで検知精度が向上していきます。
その5.ワンタイムパスワード攻撃にも対応
近年増加しているワンタイムパスワードを突破する攻撃に対しても非常に有効です。Bot、RAT、バンキングトロイ、MITM / MITBを用いた通信を検出するアルゴリズムも保持しております。
その6.豊富な実績
BioCatch社は、行動バイオメトリクスの分野で先進的な製品を開発しており、全世界で2億人以上のユーザーを分析し、月に20億以上のセッションを分析しています。