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ASTERIA Warp 2512で進化!生成AIアダプター、API自動設定、デバッグ新機能をチェック

投稿日
2026.01.23
カテゴリー
バージョンアップ情報

ASTERIA Warpは簡単にデータ連携を実現できるEAIツールですが、通常、年に2回バージョンアップリリースがあり、様々な新機能や変更が追加されます。
今回は、2025年12月18日にリリースされた2512バージョンの新機能を紹介いたします。
既にASTERIA Warpを導入済みのお客様だけなく、新規導入をご検討中のお客様にも必見の内容となっております!

ASTERIA Warp 2512

2512バージョンでは、ASTERIA Warpがより使いやすくなる新機能が登場しました。
本記事では、その中でも特に注目度の高い3つの機能を取り上げます。

  • 生成AIアダプターの追加
  • API連携の自動設定機能追加
  • デバッグ実行機能の強化(コンポーネントの実行回数によるブレーク対応)

生成AIアダプターの追加

2512バージョンから生成AIアダプターが新たに追加されました。
これにより、さまざまな生成AIサービスとシームレスに連携するフローを構築できるようになりました。
利用できる主なコンポーネントは以下の通りです。

  • SimpleOpenAICallコンポーネント(OpenAIとの連携)
  • SimpleGeminiCallコンポーネント(Geminiとの連携)
  • SimpleClaudeCallコンポーネント(Claudeとの連携)
  • SimpleAmazonBedrockCallコンポーネント(Amazon Bedrockとの連携)
  • SimpleAzureOpenAICallコンポーネント(Azure OpenAIとの連携)

今回は例として、Gemini APIにデータ構造化のプロンプトを送信し、レスポンスを受信する流れを紹介します。
Gemini APIの仕様については、以下公式ドキュメントもご参照ください。

https://ai.google.dev/gemini-api/docs?hl=ja

①フロー内容

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②フロー実行結果

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送信したメッセージで指定した通りの形式で、AIからレコードが出力されていることが分かります。 手軽に生成AIを活用したフローを組むことができ、開発の幅が大きく広がります。

その他の使用例

  • 定例会議の議事録や長文報告をASTERIA WarpのフローでAIに送信し、AIが要約を自動生成する。
  • 社内ヘルプデスクの問い合わせメールの受信をトリガーに、ASTERIA Warpのフローで問合せ内容をAIに送信し、生成された回答をメールで受信する。
     ...etc

このように、生成AIアダプターを活用することで、さまざまな業務プロセスの自動化や効率化も実現できます。

API連携の自動設定機能追加

2512バージョンからRESTコンポーネントに「OpenAPI Specification」を使った自動設定機能が加わりました。
これにより、OpenAPI定義ファイルからRESTコンポーネントのプロパティを簡単に設定できるようになりました。

設定方法

①事前準備

まず、使用したいAPIのOpenAPI Specificationの定義ファイルをご用意ください。
定義ファイルはASTERIA Warpサーバ内に配置します。
今回は、ASTERIA Warp標準機能であるフローサービスAPI(一部抜粋)を例に設定します。

②RESTコンポーネントにOpenAPI定義のインポート
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これまで手作業で設定していたプロパティが一括で自動設定でき、API連携の効率が向上します。
さまざまなAPIに対し、専用のアダプターがなくてもRESTコンポーネントで簡単にプロパティ設定できるようになり、従来よりもAPI連携の導入が容易になりました。

デバッグ実行機能の強化 ~実行回数によるブレーク対応~

デバッガーの基本的な使い方や操作については、以下の記事も併せてご参照ください。

▼ASTERIA Warp便利機能④

https://www.scsk.jp/sp/asteria/column/cat17/asteria_warp_7.html

2512バージョンから、「フローデザイナー」のデバッグ実行時に、コンポーネントの実行回数を条件にしたブレークポイントの設定ができるようになりました。

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この機能により、ループ処理など複数回実行される部分についても、「〇回目だけ詳細解析したい!」といった場面で、ピンポイントで処理を止めてストリーム情報や変数の中身を確認でき、デバッグ作業がよりスムーズになります。
また、レコードごとにループする処理において「〇行目のデータの挙動を確認したい!」といったケースにも有効です。

おわりに

今回は、ASTERIA Warp 2512バージョンで追加された新機能の一部をピックアップしてご紹介しました。
追加機能でより便利になったASTERIA Warpに少しでも興味を持ってくださった方、導入をご検討されたい方など、ぜひSCSKまでお気軽にお問い合わせください。

また、既にASTERIA Warpをご利用中のお客様もぜひこの機会にバージョンアップをご検討されてみてはいかがでしょうか。
バージョンアップの支援も可能なため、バージョンアップに不安がある方もぜひSCSKまでお気軽にお問い合わせください。

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