3)何ができるのか?
Zabbixのエージェントを監視対象にインストールすれば、 主に以下のような項目を監視することができます。
- プロセスやサービスの稼動状態
- CPUの負荷状況
- メモリの使用量
- スワップの発生状況
- ハードディスクの読み書き量や空き容量
- ネットワーク通信量
- ログに出力されたエラーや警告
これら以外にも、スクリプトを実行してその結果を監視することもできますので、数値や文字列にできるものであれば、多くのものを監視することができます。
Zabbixのエージェントを利用しない場合は、SNMP で値を取得したり、Telnet やSSH で接続して値を取得して監視することもできます。
また、障害を検知した際には、メールを送ることももちろんできますが、それ以外にもスクリプトを実行することができますので、パトランプを鳴らしたり、独自の通知方法で通知したり、特定のコマンドを実行してサーバを再起動させたりというようなことも実現できます。
監視可能なOSや機器としては、現在多く利用されているLinuxやUNIX系OS、Windowsに対応していますし、ネットワーク機器であればSNMP に対応していますので、ほとんどのサーバやネットワーク機器を監視できるといってよい でしょう。
ただし、Zabbixサーバは、LinuxもしくはUNIX系OS上でしか稼働できません。
Windows Server上ではZabbixサーバを正常に稼働させることができませんので、 監視用にLinuxもしくはUNIX系OSのサーバを1台用意してください。
※Zabbixはラトビア共和国にあるZabbix SIAの商標です。
その他、本コンテンツ内で利用させて頂いた各プロダクト名やサービス名などは、各社もしくは各団体の商標または登録商標です。