Ricardo Japan User Conference 2020 (Ricardo JUC 2020)
2020.09.25(金) 開催終了
平素より格別のご高配を賜り御礼申し上げます。
例年6月下旬に開催しておりますRicardo Japan User Conference(Ricardo JUC)でございますが、本年は新型コロナウイルス感染症の拡大の情勢をふまえ、9月に延期の上、ウェビナー形式にて開催させて頂く運びとなりました。
本カンファレンスでは、 Ricardo Softwareのユーザー様の最新事例を中心に、環境性能・効率化といったパワートレイン研究開発における課題解決や、電動化・ハイブリッド開発等のマーケットトレンドに対する研究開発プロセス革新に関して、Ricardo Softwareソリューションの最新情報をご紹介いたします。
Ricardo Softwareユーザー様は勿論のこと、製品導入をご検討中のお客様にもご活用頂ける内容です。
是非この機会にご参加頂き、今後の業務にお役立て下さい。
皆様のご参加を、心よりお待ち申し上げます。
関連するイベント・セミナー
開催案内
13:30~16:30(ウェビナー形式)
プログラム
開会のご挨拶
Ricardo社の最新動向
ユーザー事例(1) 流体系
「バーチャルキャリブレーションによる低排出ガスガソリンエンジン設計の改善」
近年、ますます複雑化するパワートレインの要件に対し、仮想環境のプロセスを活用することが必要不可欠となっている。
本セッションでは、リアルタイム1D流体解析ソルバーである"RICARDO社製 リアルタイム エンジンガスダイナミクス・シミュレーションソフト"および確率過程モデル(SPM)を利用した、
IMBD(Integrated Model Based Development)プロセスを実行し、迅速で精度の高い仮想キャリブレーションを行った事例を紹介する。
ユーザー事例(2) 流体系
「RICARDO社製 3次元CFDソフトを用いた燃焼解析および冷却水回路・熱応力解析と連携したシリンダヘッド各箇所の温度分布の精度検証」
パワーユニット開発統括部 パワーユニット開発一部 小型PU性能開発課 燃焼グループ 久保田 俊一 様
排出ガス規制強化に伴い、シリンダヘッドに掛かる熱負荷がこれまで以上に高まり、高温部位を高精度に特定可能な予測手法の構築が急務となっている。
本セッションでは、「RICARDO社製 3次元CFDソフト」を使った燃焼解析に加え、冷却回路、熱応力の各3次元解析を連携したシリンダヘッドの壁面温度分布の予測精度について紹介する。
(休憩)
ユーザー事例(3) 機械系
「2ストロークエンジン開発へのRINGPAK適用事例」
開発本部 研究開発部 解析課 柴崎 大樹 様
当社ではピストン設計にPISDYNを活用してきたが、ピストンリングのシミュレーションは今まで実施していなかった。RINGPAKの評価も兼ねて2カ月間使用し、エンジン開発の課題であるピストンリングのスカッフ発生要因の検討を行った。
ユーザー事例(4) 機械系
「RINGPAKを活用したオイル消費予測技術(第2報)」
技術センター 技術開発部 様
年々、厳しくなる排出ガス規制や燃費規制、エンジンの使われ方の多様化に対して、オイル消費試験条件は増加しており、開発の効率化と現象把握のためにオイル消費予測技術が重要となっている。
今回この技術構築のため取り組んだRINGPAKの改良と検証試験、事例を紹介する。
Ricardo Software最新バージョンの新機能紹介
Q&Aセッション
閉会のご挨拶
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お問い合わせ先
SCSK株式会社
製造エンジニアリング事業本部 解析ソリューション第二部
Ricardo Japan User Conference 2020 事務局(担当:八木)
TEL:03-5859-3012
E-mail:rs-sales@ml.scsk.jp