企業全体の排出量を算定するためには、スコープ1、2に加え、スコープ3の排出量の把握も必要となります。
Persefoniは国際基準であるGHGプロトコルのフレームワークに則り、スコープ1、2、3の排出量を算定でき、データ台帳機能により算定根拠を容易に開示することができます。また見やすいダッシュボード機能により、多排出カテゴリを瞬時に把握することが可能です。
金融機関は、スコープ3 カテゴリ15に属する投融資に関わる排出量を算定することが大切です。Persefoniは投融資に関わる排出量の算定を可能とするPCAF(※)に準拠したロジックを搭載した唯一のプラットフォームです。
したがって、6つの資産クラス(①株式 ②社債 ③ビジネスローン ④プロジェクトファイナンス ⑤自動車ローン ⑥住宅ローン)に関して、網羅的に算出する事ができます。
(※)PCAF:投融資先企業の脱炭素を促進するため、金融機関のポートフォリオに含まれる企業のCO2排出量を計測する手法を金融業界独自の手法で開発している炭素会計パートナーシップ
国際組織であるCDPが保有している企業の排出量データや、REFINITIV社が保有している上場企業の財務データと連携が可能です。
これらデータプロバイダーとのパートナーシップにより、プラットフォーム上で自動生成できるデータの範囲が広がるため、データ収集の時間を短縮、運用負荷を軽減することができます。
CO2排出量を組織に紐づけて管理する事が可能です。
経営層、サステナビリティの担当者、拠点ごとの責任者、ポートフォリオの管理者など、炭素会計に関わる全担当者がPersefoniプラットフォームを中心に管理することができます。またタスク管理機能により算定作業を分担することができ、組織全体で炭素会計に取り組むことが可能となります。
SBTi(科学的根拠に基づく目標設定イニシアティブ)に準拠した目標シナリオを簡単に作成、可視化、進捗管理することができます。
自社や投融資先の温室効果ガス排出量の削減目標と、現在の削減量をグラフ上で比較し、把握することが可能です。