自然災害に強い地域に立地し
最先端のファシリティを備えた
関西圏の郊外型大規模データセンター
三田エリアは自然災害に強く、大阪中心エリアからのアクセスも良好な、データセンターに適した立地です。
「横揺れ対策」として複数の基礎免震装置、「縦揺れ対策」として各フロアを支える重要な制振ダンパー(VEMダンパー)を採用しています。
これらの組み合わせにより、地震の揺れを最大80%まで軽減することが可能です。
地中に埋設された電源ケーブルは2系統の完全二重化、無停電で設備保守や更新が可能です。受電は保守時も停電が発生しない本線・予備線方式を採用しています。万一、電力供給が停止した場合はUPSが約10分間電力を供給し、その間に自家発電機が起動します。また、空調機も2系統の電源入力になっており、点検時も系統切替により継続運転が可能です。
UPSはN+1の各UPSセットに対し、共通予備として、さらにN+1を有するブロックリダンダント方式を採用しています。万一、常用系UPSに障害が発生した場合は、無瞬断で予備系UPSへの自動切り替えが可能です。
建屋内に設置された自家発電機は、ガスタービン発電機をN+1構成で設置。無給油72時間の連続稼働が可能です。また、月1回の試験稼働と、6ヶ月に1回のダミー負荷稼働を実施しており、緊急時にもスムーズに稼働可能です。
館内では多層的なセキュリティチェックを実施し、安全性を高めています。
・カメラやセキュリティセンサーを用いた24時間体制の有人監視
・X線検査機や金属探知機を用いた持ち物の検査
・ICカードや生体認証システムを組み合わせた本人確認による、
サーバルームへの不正侵入や共連れ防止
・電子錠システムによるラック開閉および状態監視
サーバールームは450㎡以上のサーバルーム単位でのスペース提供のほか、要望に沿った最適な利用環境をカスタマイズできます。フリーアクセス内は十分な高さと電源ケーブルスペースを確保し、ネットワークケーブルはラック上部の専用ラダーに格納することにより空調の気流を効率的にラックまで送り込むことができます。
※JDCC:特定非営利活動法人日本データセンター協会
※FISC:公益財団法人金融情報システムセンター
※PCI SSC:PCI Security Standards Council ※JEITA:一般社団法人電子情報技術産業協会
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準拠設備基準 | JDCC Tier4相当 | JDCC Tier4相当 | |
開設 | 2008年 | 2022年 | |
建物 | 延べ床面積 | 22,173㎡ | 12,919㎡ |
規模 | 地上4階、地下1階、事務棟2階 | 地上5階、地下1階 (内、サーバルームは3フロア) | |
構造 | RC造、耐震構造、床免震、ラック免震 | 鉄骨造、基礎免震+垂直制振 | |
電源設備 | 受電設備 | 特別高圧受電77kV、本線・予備線受電 | 特別高圧受電77kV、本線・予備線受電 |
自家用発電機 |
ガスタービン発電機 (無給油連続72時間稼働) |
ガスタービン発電機 (無給油連続72時間稼働) |
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UPS |
ブロックリダンダント方式 (10分補償) |
ブロックリダンダント方式 (10分補償) |
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空調設備 |
水冷式セントラル空調 (N+2冗長化構成) |
水冷式セントラル空調 (N+2冗長化構成) |