DX時代生き抜くための
インフラ基盤

これからの時代に求められるインフラ、次の一手は?

いま多くの企業で、デジタルトランスフォーメーション(DX)が進められています。企業によってDXの解釈は異なりますが、「データやITを活用して、業務プロセスやビジネスモデルを変革すること」だと括ることができるでしょう。では、DXを実現していくためには、どのようなITインフラ基盤が求められているのでしょうか。

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DX時代に求められる
インフラ基盤の3つの条件

ビジネスのあらゆる面でITが活用されるようになり、システムは複雑化の一途をたどってきました。一方で、クラウドに代表される新たな技術も一般化してきており、多くの企業が、既存のオンプレシステムとクラウドのハイブリッド化やオールクラウド化などを検討するようになっています。DXを加速するための、ITインフラ基盤の3つの条件を紹介します。

ビジネス継続性
があるか?

新型コロナウイルスや東日本大震災は、「ビジネス継続性」について考える大きなきっかけになりました。パンデミック、地震・津波・火災などの災害、テロやサイバー攻撃、停電などによって情報システムが停止することは、即ビジネスの停止につながってしまいます。たとえこうしたことが発生しても、ビジネスを継続できるITインフラ構築が求められています。

ビジネス継続性があるか?

柔軟システム拡張性
があるか?

ビジネスにスピードが求められている現在、新しいシステムの構築や既存システムの拡張に際して、これまで以上にスピードが要求されるようになりました。たとえば、ネットを活用した新サービスを開始したところ予想以上にユーザーが増えたとき、すぐにリソースを増強しなければ機会損失につながってしまいます。必要なときに必要な分だけリソースを増減できる柔軟なシステムが求められています。

柔軟なシステム拡張性があるか?

最適経営資源配置
があるか?

企業の経営資源と呼ばれている「ヒト・モノ・カネ・情報」。このうち情報には、さまざまなデータ、そのデータを格納する情報システムが含まれます。このデータをいかに収集・共有・分析して経営に活かすかが重要になってきています。また、運用メンバーを減らし最適な人材配置をすること、情報システムを「所有」から「利用」へシフトしコストを平準化して、キャッシュフローを改善する流れが加速しています。

最適な経営資源配置があるか?

これからの
ITインフラ道筋

複雑化した既存のITインフラを、DXを推進するのに適したシステムにするには、
どのようなアプローチがあるのでしょうか。

オンプレミス環境の再整備

オンプレミス環境には、いまなお多様なサーバーが稼働しています。サーバーの更新時期などを契機に、これらを高密度サーバー、ブレードサーバー、HCI(ハイパーコンバージドインフラ)などに集約することで、パフォーマンスの向上や運用負荷を軽減できます。

クラウド環境への移行

「クラウドファースト」という言葉があるように、クラウド化はITインフラの大きな潮流となっています。近年では基幹系のシステムをクラウドへ移行したり、金融・公共の分野でもクラウド化を進めるケースが増え、サービス事業者も年々サービスを拡充させています。