FortiSwitch

セキュアイーサネットスイッチ

FortiSwitchの概要

FortiSwitchはFortiGateと連携（FortiLinkモードに）することでネットワークとセキュリティを統合し、イーサネットをセキュリティインフラストラクチャの拡張機能として利用できるようになります。導入も管理も容易であり、多くの機能を追加ライセンスなしで提供します。セキュアかつシンプルで拡張性も備えたイーサネットスイッチの幅広いポートフォリオは、デスクトップからデータセンターまで最適なソリューションを提供します。

FortiSwitch 導入タイプ

FortiSwitchはFortiGateと連携するFortiLinkモードと、FortiSwitch単体で使用するスタンドアロンモードがあり、お客様に最適な方法で導入いただけます。

FortiLinkモード

FortiGate による管理
Security Fabric を有効化
最も一般的な構成

スダンドアロンモード

業界標準技術を使った構築
FortiGateがない環境に導入

FortiSwitch クラウド管理ソリューション

FortiSwitchの導入タイプに合わせてクラウドから管理するソリューションも用意されています。

FortiGate Cloud

FortiLinkで管理された FortiLink モードのFortiGateをクラウドで管理

FortiEdge Cloud

スタンドアロンモードのFortiSwitchをクラウドで管理

FortiLinkモードの特長

FortiGateからFortiSwitchを設定することにより、FortiGateの使い慣れたGUIでスイッチを管理することができます。OS更新、トポロジー管理、VDOM利用、UTM機能利用、L3機能利用等が可能になり、ネットワークとセキュリティを単一のインタフェースで可視化し制御を可能にします。

FortiGate GUI画面でアクセス管理
- 1つのインターフェースでセキュリティとアクセス管理
グローバルなセキュリティポリシー
- 同一のセキュリティポリシーとインスペクション
- ロールベースのアクセスコントロールの容易な導入
シンプルな構築とプロビジョニング
- オートディスカバリ
- デバイス検知
拡張性
- FortiGate あたり最大300台のスイッチを接続（機種によって異なります）

ライセンス不要

FortiSwitchの機能

FortiSwitchはMC-LAGを構成することができます。

※一部の機種のみ

2つのFortiSwitchをグルーピングすることによってノードレベルの冗長性を提供します。
2台のスイッチで1台のスイッチのようにLAGを構成可能です。
可用性と帯域が向上します。
MC-LAGペアの1台のスイッチが故障しても通信を継続可能です。

FortiGateとFortiSwitchを組み合わせることで端末の通信をコントロールし、セキュリティを強化します。

802.1xのサポート
ポート単位の認証(ポートあたり20台まで)
ダイナミックVLAN
MACアドレス認証
RADIUSサーバと連携可能
FortiGateでキャプティブポータル機能 (Web認証) を利用可能
同一VLANに所属する端末間の通信をブロック(FortiGateを通る通信のみ許可)

FortiSwitch シリーズ

FortiLink/スタンドアロンの導入オプションおよび、オンプレミス/クラウド管理の選択肢を取ることができ、お客様のネットワーク環境に合わせた柔軟な展開を実現します。
操作性の高いGUIによって、ネットワークとセキュリティの容易なセットアップが可能です。
コンパクトな1RUフォームファクターで最大48アクセスポートを利用可能とします。