FortiMail/FortiMailCloud
メールセキュリティ

FortiMailとは/FortiMail Cloudとは
マルウェア感染のきっかけの多くはメールによるものであり、メール専用のセキュリティ対策は必須です。一方で、従来のメールシステムでは、フィルタリング製品、ウイルス対策製品、スパム対策製品、暗号メール製品、アーカイブ製品といった個別の対策が必要でした。このため、運用設計が難しく、管理が複雑で、コストが割高といった課題がありました。
こうした課題を解決し、用途に合わせて柔軟に導入できるのがFortiMailです。FortiMailは、メールに必要なセキュリティ機能を1台のシステムに集約したソリューションで、第三者評価機関からも高い評価を得ています。FortiMailには、ハードウェア版だけでなく、仮想基盤上で動作する「FortiMail-VM」、クラウド上のサービスとして提供される「FortiMail Cloud」が用意されています。

第三者評価機関 | レポート |
---|---|
ICSA Labs | マルウェア検出率99.8% Advanced Threat Defense (ATD) Testing Report - Jan 7, 2022 |
SE Labs | 保護精度94% / 合理的精度96% / 全体精度95% SE Labs Email Security Services - June 2022 |
Virus Bulletin | スパム検知率99.77% / マルウェア検知率99.88% / フィッシング検知率99.76% VBSpam email security comparative review - September 2024 |
FortiMailの特長
特長01
標的型
攻撃メール対策
FortiSandbox / FortiGuardとの連携
特長02
受信/ 送信双方向の
多層防御
メールに含まれる多くの脅威を漏れなくスキャンします
特長03
導入しやすい
&低コスト
25ユーザーから年額課金でご利用いただけます!
特長04
メールに特化した
様々な機能を搭載
スパムやウイルスだけでなく、多くのセキュリティ機能を搭載します
特長01:標的型攻撃メール対策
FortiSandbox/FortiGuardとの連携により、標的型攻撃メールの対策が可能です。

特長02:受信/送信双方向の多層防御
双方向での多層防御が可能です。

特長03:導入しやすい&低コスト
自社開発のハードウェア、ソフトウエアにより低価格化を実現しています。
特長04:メールに特化した様々な機能を搭載
スパム対策やウイルス対策以外にも、多くのセキュリティ機能を搭載しています。
- アンチスパム
- アンチウイルス
- URLクリック防御
- フィルタリング
- SSL/TLS暗号化
- なりすまし分析
など
※Emotet(エモテット)にも対応!

FortiMailとFortiGateの違い
FortiMail

- メールシステムに特化したアプライアンスです。
- ファイアウォール機能やメールフィルタ以外のUTM機能は搭載していません。
FortiGate

- ファイアウォールをメインとするアプライアンスです。
- UTM機能(オプション)の一部でメールフィルタに対応しますが、簡易的な機能のみとなります。
FortiMailのライセンス形態
ライセンス形態(HWアプライアンス/VMアプライアンス)
- 最新の脅威に備えるため、年間ライセンスを必要とする機能があります(図中の
項目)。
- 「単品版」は本体保守と標準機能に絞ったモデルです。
- 「ATP(Advanced Threat Protection)」は高度な機能をベースバンドル版に追加したモデルです。
- その他の個別ライセンスは必要に応じて購入してください。
- 単品版での隔離はコンテンツとの併用に限られます(アンチウイルス/スパムとの併用で真価を発揮)。


FortiMail Cloudのラインアップ
ライセンス種別
Gateway版

MXレコード変更によりFMLがメールを受け取って次の送り先へ転送
- アンチウィルス
- アンチスパム
- 送受信のメールフィルタリング
- 既存LDAPとの統合
- TLS(インターネット上の通信を暗号化)
- メッセージ追跡レポート
Gateway Premium版

さらに高度なオプションをGateway版に追加
- アンチウィルス
- アンチスパム
- 送受信のメールフィルタリング
- 既存LDAPとの統合
- TLS(インターネット上の通信を暗号化)
- メッセージ追跡レポート
- CDR(コンテンツの無害化)
- URLクリック保護
- なりすまし分析
- クラウドサンドボックス(未知のウイルス対策)
- IBE(メールの暗号化)
Microsoft365 API support版

メールボックスの検査をAPIで実現
- アンチウィルス
- アンチスパム
- 送受信のメールフィルタリング
- 既存LDAPとの統合
- TLS(インターネット上の通信を暗号化)
- メッセージ追跡レポート
- CDR(コンテンツの無害化)
- URLクリック保護
- なりすまし分析
- クラウドサンドボックス(未知のウイルス対策)
- IBE(メールの暗号化)
- Microsoft 365メールボックスのリアルタイムスケジュールスキャン
- クローバック(新たに発見されたメールの脅威を配信後に回収)
FortiMail導入事例
株式会社トヨタシステムズ
トヨタグループ各社への大規模かつ短期間でのメールセキュリティ展開を推進。最新の脅威に対して誤検知を最小限に留め、発生した課題へも迅速なサポートにより解決。