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「SAP 2030年問題」をどう乗り越える?ASTERIA Warp + SCSK製SAPアダプターで簡単にデータ連携

投稿日
2026.07.21
カテゴリー
アダプタ・外部サービス連携

SAP社が提供するERPシステム「SAP ERP 6.0」の保守サポートが、延長期間も含め2030年末に終了することが予告されています。
この問題は一般的に「SAP 2030年問題」と呼ばれ、多くの企業にとって重要なIT課題となっており、次のような検討が進められています。

  • SAP S/4 HANAへの移行
  • 周辺システムとの連携の見直し
  • 既存アドオンの整理や削減

その中でも特に課題になりやすいのが、SAPと周辺システムのデータ連携です。
本記事では、ASTERIA WarpとSCSK製SAPアダプターを活用し、SAPと他システムの連携を効率的に実現する方法をご紹介します。

「SAP 2030年問題」とは

SAP ERP 6.0は2030年末で保守サポートが終了します。
サポートが終了すると、次のような影響が想定されます。

  • 新機能追加や修正プログラムの提供が受けられない
  • システム品質の改善や技術サポートが受けられない
  • セキュリティアップデートが提供されない

その結果、システムを最新の状態に保つことが難しくなり、セキュリティリスクの増大やトラブル発生時の対応困難といった問題につながる可能性があります。

近年はサイバー攻撃も高度化しており、サポートが終了したシステムを使い続けることは、企業にとって大きなリスクとなります。
このためSAP社は、次世代ERPである「SAP S/4 HANA」への移行を推奨しています。

SAP 2030年問題で発生しやすい課題

SAP S/4 HANAへの移行を進める際、多くの企業で課題になるのが周辺システムとのデータ連携です。
例えば、次のようなシステムとSAPの間でデータ連携が必要になるケースは少なくありません。

  • 営業支援システム
  • 人事システム
  • クラウドサービス
  • データ分析基盤

しかし、

  • 手作業でデータを連携する
  • システムごとに個別のアドオンを開発する

といった方法では、運用負荷や開発コストが大きくなってしまいます。
特に、システム毎にアドオンを開発すると、

  • 開発コストの増加
  • 保守負担の増大
  • システム構成の複雑化

といった問題が発生しやすくなります。

ASTERIA Warp × SAPアダプターでできること

こうした課題を解決する方法の一つが、ASTERIA WarpとSCSK製SAPアダプターを組み合わせたデータ連携基盤の構築です。 また、ASTERIAとSAPアダプタを用いることで、SAPの標準機能を汚さない「クリーンコア」の実現が可能です。

ASTERIA Warpは、さまざまなシステムをつなぎ、データ連携を自動化するEAIツールです。
プログラミングを行わず、GUI上でアイコンをつなぐだけでデータ連携処理を構築できます。
また、併せてSCSK製SAPアダプターを利用することで、

  • BAPI/RFC
  • IDoc/ALE

といったSAPのインターフェースを活用した連携を、比較的容易に実装できます。

詳細はこちらの記事でも紹介しています。

BAPI/RFC/IDocも怖くない!ASTERIA Warp + SCSK製SAPアダプターでSAP連携を爆速開発
https://www.scsk.jp/sp/asteria/column/cat15/bapirfcidocasteria_warp_scsksapsap.html

この仕組みを活用することで、

  • SAPと周辺システムのデータ連携を自動化
  • GUIベースで処理内容を可視化
  • アドオン開発の削減

といったメリットを得ることができます。
また、将来的にSAP S/4 HANAへ移行する際にも、既存のデータ連携基盤を活用できる可能性があります。

ASTERIA Warpで実現できるシステム連携例

SAPアダプター以外にも、ASTERIA Warpには多種多様なシステムと接続するためのアダプターが用意されています。

システム連携の課題解決!?ASTERIA Warpにおけるアダプタ活用のメリットとは
https://www.scsk.jp/sp/asteria/column/cat15/asteria_warp_1.html

これらの機能を活用することで、例えば次のようなシステムとSAPの連携が可能になります。

【営業支援・顧客管理システム(Salesforceなど)】

  • 顧客情報をSAPとSalesforceで同期
  • SAPの在庫情報をSalesforceへ自動連携
  • 営業担当者がSalesforce上で在庫状況を確認

【クラウドストレージサービス(Dropbox、Google Driveなど)】

  • SAPから抽出したデータをファイル形式に変換
  • クラウドストレージへ自動アップロード
  • 他システムや部門とのデータ共有を効率化

【人事・タレントマネジメントシステム(SmartHR、カオナビなど)】

  • 社員情報や組織情報をSAPと連携
  • 人事データをシステム間で同期
  • 人事・給与・ERP間のデータ整合性を維持

今回は他システムとのデータ連携の一例として、クラウドストレージサービスのDropboxとの連携イメージをご案内します。

■ 連携フローのイメージ

例えば、SAPのデータをDropboxへ連携する場合、ASTERIA Warpでは次のような処理フローを構築できます。

①SAPからデータを取得
②データを加工・変換
③ファイル形式に変換
④Dropboxへアップロード

アイコンをつないで処理を構築するため、データ連携の流れが直感的に理解でき、ブラックボックス化を防ぐことができます。 このように「ブラックボックス」から「目に見える資産」に変貌させることで「属人化の解消」も大きなメリットになります。

まとめ

SAP ERP 6.0のサポート終了に向けて、SAP S/4 HANAへの移行を検討していらっしゃる企業様も多いかと存じます。
その際に重要になるのが、SAPと周辺システムのデータ連携です。
ASTERIA WarpとSCSK製SAPアダプターを活用することで、

  • システム連携の自動化
  • アドオン開発の削減
  • 運用負荷の軽減

といったメリットを得ることができます。
SAP 2030年問題への対応や、SAPと周辺システムの連携でお悩みの方は、ぜひSCSKまでお気軽にお問い合わせください。

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