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ASTERIA Warpで何ができる?機能概要のご紹介

投稿日
2024.11.27
カテゴリー
基礎・概要

前回はEAIとASTERIA Warpの特長についてお話しましたが、今回はその続きをお届けします!

ASTERIA Warpを利用すると、専門スキルがなくてもデータ連携や業務自動化が簡単に実現できます。今回は、「ASTERIA Warpでできること」をいくつかご紹介します。

ASTERIA Warpでできること

システム間連携

ASTERIA Warpは、様々なシステムとシームレスにデータを連携できます。例えば、一定の時間間隔でデータベースの顧客情報を取得・加工し、それをSalesforceなどのSaaSにRestAPIで連携する処理をリアルタイムで実現可能です。
データの流れの一元管理により新しいシステム導入や変更にも柔軟に対応することができるため、お客様のビジネスにおける製品・サービス品質の向上や業務効率化を実現できます。

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ファイル入出力

Excel、CSV、TEXTなど様々な形式のファイルに対してデータ入出力が可能です。例えば、データベースから取得した受発注データをExcelに出力して帳票を作成することや、CSVで受け取ったデータを会計システムに取り込むことができます。
様々なファイル形式を扱えることにより連携元/連携先システムのフォーマット差異を吸収することができるため、システムに改修を加えずにデータ連携を実現することが可能となります。

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データ加工

連携先の仕様に合わせたデータ加工も簡単なGUI操作で可能です。例えば、文字列フォーマットの変更や演算結果の出力、レコードの結合など、視覚的に分かりやすいアイコンを使って実装できます。

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メール送受信

ASTERIA Warpではメールの送受信や添付ファイル処理も行えます。例えば、作成したファイルを添付してメール送信したり、メールの添付ファイルを取得・データ加工して共有フォルダにアップロードするような定型業務を自動化できます。
また、処理の正常終了時やエラー時にメールで通知するような、処理監視機能を実装することも可能です。
メールを自動送付することで業務効率化を図るとともに、ヒューマンエラーの防止、軽減に寄与できます。

トリガー(実行設定)

ASTERIA Warpのフローは開発画面などから直接実行することもできますが、予め設定しておいたトリガーで実行することも可能です。
トリガー実行とは、特定の条件やイベントが発生した際に、自動的に処理やスクリプトを実行する仕組みのことです。
指定日時でのスケジュール実行のほかに、繰り返し実行、メール受信でフローを起動するメールトリガー実行、HTTPリクエストでフローを起動するURLトリガー実行など多種多様なトリガーが用意されています。
もちろん、バッチファイル等での実行も可能ですので、JP1などのシステム運用管理ツールなどと組み合わせて使用することもできます。
URLトリガーやメールトリガーを利用することでリアルタイム連携が可能となるため、連携されるデータの鮮度が上がり、ビジネススピードや意思決定が高速化されます。

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おわりに

今回はASTERIA Warpでできることを紹介しました。これらの機能を活用することで定型業務を自動化し業務効率化につなげることが可能となります。
次回以降はASTERIA Warpの便利機能をさらに深掘りしてご紹介させていただきます。

※ASTERIA Warpのエディションによっては機能制限がございますので、詳細はお問い合わせください。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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