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SWX2300 検証パートナーズ レポート
第1回 株式会社ブロードゲージ 手塚 様
~多種多様な利用者が存在するインキュベーションサービス施設におけるネットワーク管理の
効率化~

インキュベーションサービスのような多様なネットワーク利用環境にLANの見える化で管理の効率化を実現。FWX120とSWX2300、WLX302を組み合わせて稼働状況や、無線LANの電波の干渉状況も把握し、利用者へのサービス向上と管理効率の向上を追求中。

株式会社ブロードゲージの代表 手塚潤治氏

株式会社ブロードゲージでは、千代田区の「ちよだプラットフォームスクエア」をはじめとするインキュベーションサービス施設を利用する様々な個人経営者、起業家のIT環境を管理する傍ら、SWX2300をご利用いただいております。

今回は株式会社ブロードゲージの代表である手塚 潤治氏(写真 以下、手塚氏)にその感想、使い勝手を伺いました。

今回伺ったのは、ヤマハ株式会社 音響事業統括部 営業推進部 国内営業グループ 細江 誠一郎氏(以下、細江氏)とSCSK株式会社 ネットワークプロダクト部 販売促進課 奈良部 朝康(以下、奈良部)の2名です。

株式会社ブロードゲージは、ITコンサルタント経営を主たる業務とする傍ら、千代田区のインキュベーションサービス施設「ちよだプラットフォームスクエア」をはじめとする多くの施設のネットワーク設備の設計、工事管理、導入、運用にも携わっています。今回SWX2300を検証、導入頂いたちよだプラットフォームスクエアは、千代田区の地域特性を踏まえた「SOHOまちづくり」を推進するため、幅広い世代が共に連携・協働しながら、新しいプロジェクトを生み出していく為のコワーキングスペースです。それゆえ、さまざまな業種の方が、さまざまな利用用途で同じネットワークインフラを利用します。そのような環境の中でSWX2300にFWX120や、WLX302を加えLANの見える化を活用し運用されています。


奈良部:この度のご評価、誠にありがとうございます。まずは運用の環境からご教示いただけますでしょうか?

手塚氏:はい、ちよだプラットフォームスクエアでは、行政書士や、会計士、Webデザイナーや、IT関連に携わる方々が、それぞれフリーアドレスであるオープンネストや、個室であるクローズドネストなど規模に応じて利用されています。もちろん開設当初からネットワーク設備もサービスとして整え、運用してきました。 個々の利用者はそれぞれ異なる事業主ですので、当然ながら相互の通信ができないようにする一方で、複合機や監視カメラ、IP電話などの設備も同じインフラを利用しています。 そこで施設の各階ごと、及び複合機、IP電話等の利用用途をそれぞれ分割するマイクロセグメンテーションを基本的な設計思想とし、問題発生時の影響の局所化や、早期発見を可能とするネットワークの構築を行っています。
一方で様々な業種の方が利用されているので、ネットワークの利用状況も様々です。
近年のネットワークのビジネスの利用の増加に伴い、その重要度も増しています。
だからこそ運用、とりわけ障害への迅速な対応が求められます。

細江氏:では、現在はSWX2300のLANマップLightを利用されているのでしょうか? ヤマハのスイッチ、無線LANアクセスポイントの状況はもちろん、端末の接続状況まで見ることができます。

手塚氏:現状LANマップLightはまだ利用していません。利用者のネットワークのビジネス利用に影響が出ないように、あまり大きな変更をしないようにしています。しかしながらFWX120のLANの見える化機能を利用して、SWX2300の先につながっているWLX302の稼働状況、無線LAN 電波の見える化を確認して、利用者の増えた無線LANのサービスの管理の省力化を図っています。

細江氏:なるほど、運用に見える化機能をご活用いただいているのですね。一方で、トラブル発生時にはどのような対応をされましたか?

手塚氏:例えばですが、メールマガジンを数万の宛先に発信してネットワークの帯域を大量に消費するケースや、持ち込まれた無線LANルーターを有線ネットワークにDHCP機能をオンにしたまま接続して、ほかの利用者が知らずにその無線LANルーターに接続してしまい、インターネットに接続できないという事態です。
いずれもFWX120やその上位にあるRTX1210のダッシュボードの通信状況を確認することや、独自に設置したPingサーバーや、パケットキャプチャソフトを駆使することで原因の特定をしています。

細江氏:こちらではダッシュボードによる見える化機能ご活用いただいているのですね。SWX2300のLANマップLightをお使いいただくとさらに迅速な障害対応が行えるかもしれません。例えばスナップショット機能をご利用いただくと、無線LANルーターなどの不正端末接続時には警告を自動で管理者にメール通知できます。また、FWX120のLAN 見える化 機能でも、ホスト名やIPアドレスを検索できます。 残念ながら(2016年8月末時点では)FWX120を経由してSWX2300の各ポートの状況を確認することができませんので、対応を検討したいと存じます。 LANマップLightはもちろん、LAN見える化機能でも、こういった新たな機器の接続をより早く見つけることができるかもしれませんのでぜひLANマップLightをお試しください。

奈良部:SWX2300の導入の際に何かお困りになったことはありますか?またその際に何か参考にされた資料はありますか?

手塚氏:フロアスイッチとして利用していますが、取り立てて問題なく設定できました。ほかのユーザーが書かれている設定例などをインターネット上でみて参考にしました。 上位にあるFWX120からLANの見える化機能を利用していますが、将来的にはRTX1210のLANマップを利用しようと思っています。

図:評価時の構成
図:評価時の構成

以前使用していたSWX2200はVLAN等のスイッチ設定情報を上位のヤマハルーターで保持する仕様です。そのため手元でSWX2200の設定及び動作確認をした場合でも、さらに現地の上位ルーターの設定変更も行う必要がありました。一方で、SWX2300はスイッチ本体に設定保持が可能なので、予め設定を行えば現地での作業が必要無いため、使いやすいと感じています。

奈良部:先ほどのお話で特定の端末が大量の通信を行っているケースで、今はパケットキャプチャを利用しているとのことですが見つけるのは大変でしょうか?

手塚氏:そうですね、パケットキャプチャは同一ネットワーク内のパケットを見ることはできますが、大量の通信を探すのは時間とスキルを要しますね。
できればLANマップの機能で、一定以上の通信を行っている端末やポートが特定できたら対応がだいぶ早くなりますね。

細江氏:機能追加のご要望としてお伺いいたしました。

奈良部:話はスイッチからそれますが、無線LANの利用状況、そしてWLX302はいかがでしょうか?

手塚氏:開設当初(10年ほど前)はネットワークの利用者は施設利用者よりも少なかった、つまり1人当たり1台未満でしたが、現在では1人当たり2台弱まで増えています。つまり、ノートパソコンやタブレット、スマートフォンが増えているので、無線LANの重要度は増しています。今はフリースペース、個室の混在する2階のフロアに4台のWLX302を設置しています。
同時に周辺のオフィスビルの無線LANの使用による干渉も時々発生してネットワークの快適な利用の障害になっています。WLX302は2.4GHz、5GHzの周波数帯を同時に利用できるので、なるべく5GHz帯を利用いただけるようSSID名を工夫しています。

細江氏:無線LAN電波の見える化は役に立っていますでしょうか?

手塚氏:はい、周辺のオフィスビルの状況もそうですが、携帯型無線LANルーターを持ち込まれる利用者もいて、2.4GHz帯では干渉が生じやすい状況であることは把握できています。また離れた場所にいるときも、メール通知機能もあるので状況を把握できます。

奈良部:いろいろとお話を聞かせて頂きありがとうございます。最後にヤマハに対する要望がありましたらお聞かせください。

株式会社ブロードゲージの代表 手塚潤治氏

手塚氏:現在のスイッチの利用状況では機能面や価格面での不満はないですが、ルーターも含めて設定についてお願いしたいことがあります。 GUIでの設定でできる範囲をもっと広げて頂けると設定が楽に行えます。 ある程度までGUIで設定していって、詳細な設定になったときにコマンドラインでの設定になるというのは少し扱いづらいように感じます。
また、ルーターには定評があると思いますので、ぜひもっとルーターを極めて、海外進出を果たしていただけると、外資のお客様にも自信を持ってお勧めできます。

奈良部:ありがとうございます。いただいた言葉はヤマハの関係者の励みになると思います。またぜひLANの見える化機能もさることながら、LANマップLightもご評価いただけると幸いです。

※インタビューアー注釈:RTX810、NVR500、FWX120については2016年8月末時点では対応しておらず、不明なスイッチとして扱われますが、配下に接続されているヤマハ ネットワーク製品の操作は可能です。

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