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コラム:ルーター・スイッチの基礎技術と最新情報
第8回 監視カメラも機器なのでちゃんと監視しないとダメ。安価に監視する方法は?
ビジネスコンサルタント 吉政氏 寄稿

改めまして、吉政創成の吉政でございます。

さて、今回は監視カメラの話です。監視カメラの需要は高いですよね、「監視カメラ 市場」で検索すると右肩上がりのグラフがたくさん出てきます。特に最近はオリンピックに備えて監視カメラの設置の話が増えてきているように思えます。

そして、監視カメラ本体はもちろん、監視カメラをコントロールするソフトウェアも手軽になりました。PCで監視カメラを動作させることができるようなソリューションも増えてきています。物事は何でもそうですが、普及してくると価格は安くなり、手軽になっていきます。また、監視カメラは非常に広範囲で必要になるというソリューションの性質上、今後も価格はある一定ラインまで下がっていくと思われます。

低価格化も進んでいくことで、人の目が届かないようなところの監視だけでなく、たくさんの人が集まる場所も犯罪対策として設置されるようになりました。具体的な用途としては、入退出の監視に加え、駐車場や店舗のレジ周りなど、防犯目的の監視カメラの設置の増加が顕著に見えます。

このように普及が進む監視カメラですが、どんなに性能が上がっていっても機械は機械なので、必ず動作不良を起こしたり、場合によっては壊れることもあります。監視カメラは肝心な時に録画できていないとそもそも意味がなく、録画できていない期間が長くなると問題であると考えます。

そこで、そのようなことが極力起こらないようにと、私はヤマハのスイッチを使った以下の構成を推奨します。

ヤマハのスイッチを使った構成

この構成ですと、安価に監視カメラの遠隔監視ができ、不具合があった時にPoE給電によるリブートができます。そのリブートもヤマハルーターのカスタムGUI、Luaスクリプト機能を使って、自動化することもできます。そうなると、監視カメラをほぼ放置状態で運営できるようになるのです。監視カメラの運営形態としては放置状態の運営がベストな運営であると考えるため、とてもお勧めです。

ちなみにですが、SWX2100-5PoE、SWX2100-10PoEともにファンレスで最大40℃の動作環境条件温度に対応しており、使用されるネットワークに最適です。ファンなどの可動部分があればそこが故障のもとになりますので、ファンレスがいいです。また、監視カメラの設置場所として高温になる場所もあるため、地味ですが、ファンレスで耐用温度40度というのは割と良いです。

いかがでしょうか?このような構成は、現地での保守対応が大変なところにこそ活躍すると思います。興味がある方は、是非以下のページもご覧ください。機能や構成など技術的な解説もございます。

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