プレスリリース
(2021年)

自社の新型コロナウイルスワクチン職域接種予約システムを
「S-Cred+プラットフォーム」とAWSの組み合わせにより短期間で構築

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2021年7月12日(月)

SCSK株式会社

SCSK株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役 執行役員 社長 最高執行責任者:谷原 徹、以下 SCSK)は、新型コロナウイルスワクチンの職域での接種に関する政府方針の発表を受け、まずは豊洲本社地区の接種を希望するSCSKおよびSCSKグループ会社、さらには各社の派遣、協力会社役職員を対象に7月5日より予約受付開始、7月13日より接種開始します。その際に必要となる自社の新型コロナウイルスワクチン職域接種予約システムをインフラ・アプリケーション基盤、開発ツール、および開発・運用管理ツールが統合された基盤である「S-Cred+(エス クレド プラス)プラットフォーム」と、そのベースとなっているアマゾン ウェブ サービス(以下 AWS)を活用し、約10日間で立ち上げました。

新型コロナウイルスワクチン職域接種予約システムの特徴

新型コロナワクチン職域接種を迅速かつ安全に実施するため構築した、職域接種予約システムの特徴は以下の通りです。

  • (1)迅速性
    アジャイル型の開発プロセスと「S-Cred+プラットフォーム」を採用。AWS AppSync※1により、データへのシンプルかつ安全なデータアクセスを実現すると共に、コンテンツをホストする目的でAWS Amplify※2と組み合わせることで、約5日間で仕様の確定から初回のテストまでを完了しました。
    • ※1 AWS AppSync:AWSが提供するGraphQL※3 API の開発を容易にする、完全マネージド型サービス
    • ※2 AWS Amplify:AWSが提供するWebおよびモバイルアプリ開発を加速するためのフレームワーク
    • ※3 GraphQL:アプリケーション・プログラミング・インタフェース (API) 向けクエリ言語
  • (2)安全性
    個人情報が含まれる基盤のため、利用者を限定するために「S-Cred+プラットフォーム」に備わっているセキュリティ機能を活用。加えてSCSKの脆弱性診断サービスを活用し、アプリケーションの脆弱性検査とその対応を、次の約5日間で完了しました。

    SCSKの脆弱性診断サービス

    Webアプリケーション、プラットフォームやネットワークに潜む脆弱性を発見し、必要な対策方法を具体的にご説明するサービスです。対策後の再診断を追加費用無しで対応します。
  • (3)マネージド
    システムの監視と障害対応は、「S-Cred+プラットフォーム」の機能である無人障害1次対応機能を含む、サービス標準の機能を利用しています。
新型コロナウイルスワクチン職域接種予約システムの特徴

「S-Cred+プラットフォーム」はSCSKの社内の知見を集約し、徹底した自動化・標準化を進めることで短期構築、安定運用を実現する、柔軟性の高いAWSを活用したプラットフォームです。

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SCSK株式会社
ソリューション事業グループ 基盤サービス事業本部
クラウド基盤サービス部
E-mail:usize-info@ml.scsk.jp

報道関係
お問い合わせ先

SCSK株式会社
企画本部 広報部 栗岡
TEL:03-5166-2169

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