GeoDict Innovation Conference Japan 2025
2025.02.27(木)
この度、SCSK株式会社では、GeoDictユーザー会2025を開催する運びとなりましたので、下記の通りご案内申し上げます。
● ユーザー様ご発表事例
○株式会社本田技術研究所 様
HondaにおけるGeoDictを用いた
燃料電池MEA開発の取り組み紹介 |
○株式会社コベルコ科研 様
Persistent homologyによるリチウムイオン電池
電極解析と機械学習を用いた特性予測 |
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○国立大学法人名古屋大学 様
触媒細孔中での拡散の実測値と計算値の比較
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○国立研究開発法人産業技術総合研究所 様
全固体電池の電子伝導の三次元
シミュレーション解析 |
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ユーザー会概要
主催
SCSK株式会社
日時
2025年2月27日(木) 13:30~17:20 (受付開始時間 13:00~ 、懇親会 17:30~ )
会場
TKPガーデンシティプレミアム京橋 ホール22A
104-0031 東京都中央区京橋2-2-1 京橋エドグラン 22階
104-0031 東京都中央区京橋2-2-1 京橋エドグラン 22階
定員
110名
対象
材料研究・開発、材料分析業務、解析業務に携わっている方。CAE導入検討されている方。
参加費
無料
プログラム(予定)
13:30~13:40
開会のご挨拶
SCSK株式会社
13:40~14:40
GeoDict新機能紹介
Math2Market GmbH、SCSK株式会社
14:40~14:50
休憩
14:50~15:20
「Persistent homologyによるリチウムイオン電池電極解析と機械学習を用いた特性予測」
株式会社コベルコ科研 様
【講演概要】 リチウムイオン電池の電極は、活物質、バインダー、導電助剤などから構成される多孔質構造を持ち、その充放電特性が電極のマイクロスケール構造に影響を受けることが知られています。本講演では、近年注目されているPersistent Homologyと機械学習を用いて、電極人工構造のトポロジカルな特性と充放電特性の関係を評価いたします。
15:20~15:50
「全固体電池の電子伝導の三次元シミュレーション解析」
国立研究開発法人産業技術総合研究所 様
【講演概要】 産業技術総合研究所では、全固体電池の電子伝導の評価手法として走査型広がり抵抗顕微鏡(SSRM)を用いた解析を行っています。SSRMでは合材電極内部の局所抵抗分布を得ることが可能です。今回、SSRMで得られた局所情報とマクロスコピックな測定値(有効電子伝導度、充放電容量)との相関を明らかにするために、3次元構造モデルを用いたシミュレーションを実施しましたので、その事例を紹介します。(謝辞:本研究の一部はNEDO委託事業「次世代全固体蓄電池材料の評価・基盤技術開発(SOLiD-Next, JPNP23005)」により実施されたものです。)
15:50~16:10
休憩
16:10~16:40
「触媒細孔中での拡散の実測値と計算値の比較」
国立大学法人名古屋大学 様
【講演概要】 固体触媒は内部の細孔に触媒成分が担持されていて、反応原料は触媒の中心に向かって細孔の中を拡散しながら反応していきます。この拡散の速度は触媒の反応速度を決める重要な因子です。拡散の速度は細孔の構造によって決まります。実際の細孔構造をX線CTで撮影しGeoDictで拡散係数を計算しました。その値と実験的に求めた値を比較しました。
(Catalysis Today, Vol.375(2021),pp.30-35)
(Catalysis Today, Vol.375(2021),pp.30-35)
16:40~17:10
「HondaにおけるGeoDictを用いた燃料電池MEA開発の取り組み紹介」
株式会社本田技術研究所 様
【講演概要】 ホンダではパワープロダクツのカーボンニュートラル実現に向けたアプローチの一つとして燃料電池の活用を考えています。
燃料電池の性能向上には用いるセル材料の各種抵抗を如何に低減するかが重要となります。
そのためには用いる多孔体材料のより深い現状認識と改善が必要になります。本講演ではそれらの取り組みの一部を紹介いたします。
燃料電池の性能向上には用いるセル材料の各種抵抗を如何に低減するかが重要となります。
そのためには用いる多孔体材料のより深い現状認識と改善が必要になります。本講演ではそれらの取り組みの一部を紹介いたします。
17:10~17:20
閉会のご挨拶
17:30~18:30
懇親会
ユーザー会現地開催に際して
- ※予告なくセミナータイトル、プログラム内容が変更される場合がございます。あらかじめご了承ください。
- ※記載されている製品/サービス名称、社名、ロゴマークなどは該当する各社の商標または登録商標です。
お問い合わせ先
SCSK株式会社
デジタルエンジニアリング事業本部
セミナー事務局
Tel:03-5859-3012
E-mail:eng-sales@scsk.jp