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事例

SCSKのクラウド導入事例を
ご紹介します。

事例イラスト
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オンプレミスで運用してきた独自のポイントシステムを
AWSに移行
安心・安全なクラウド環境をS-Cred+で実現

サミット株式会社 様

業種:小売業

  • AWS
  • 構築
  • 運用支援

背景

サミット株式会社様では東京都を中心に神奈川県、埼玉県、千葉県にスーパーマーケットを展開し地域の生活を支えるインフラを提供しているが、今回対象のポイント管理システムにおいても顧客ロイヤルティを高めるためのサービスとして重要性が高まっている。同社ではクラウドファーストの方針を決定し、EOS(保守期限の終了)に伴い ポイント管理システムも全面的にAWSクラウドに移行することに決めた。

課題

  • ポイントシステムを運用しているサーバーのEOS(保守期限の終了)が近づいた
  • オンプレミスではハードウェアのライフサイクルから逃れられない
  • ランサムウェアなど昨今の悪質なサイバー脅威に対する懸念の高まり

解決

SCSKが提供するハイブリッドクラウドでハードウェアライフサイクルの呪縛から脱却し、長期視点での安定稼働環境を「S-Cred+」で構築

解決01

ポイントシステムの移行先としてAWSを選定

AWSを選定した理由は、世界的なメガクラウドの一角であり将来にわたってサービス継続を望める安心にあること。とはいえ同社が自力でAWSを活用していくには、自社の人材だけでは不十分であった。そこでAWS上でのシステム構築や運用で豊富な経験を持ち、AWSの最上位パートナーでもあるSCSKをプロジェクトのパートナーに選定。

解決02

USiZEパブリッククラウドモデル(AWS)をベースに 2段階でのクラウド移行を計画

ポイントカードシステムの周辺には基幹系や情報活用系などさまざまな業務システムがあり、約40台の仮想マシンがオンプレミスの同じサーバー上で稼働しており、これらの業務システムについても、サーバーがEOSを迎えるまでに移行を完了する必要があった。そこで第1段階として、2024年度上半期までにすべてのEOS対象システムをAWSまたはSCSKのデータセンター内に用意されたプライベートクラウド環境へ段階的に移行。こうしてハードウェアのライフサイクルによる制約を排した上で、各システムの業務特性や運用コストなどを検討。そのままプライベートクラウドに残すもの、AWSに移すもの、さらにAWS上でクラウドネイティブなアプリケーションに再構築するものを選別し、第2段階の移行を進めていく基本方針を立てた。

解決03

S-Cred+プラットフォームで高信頼の運用監視体制を実現

クラウド環境の最適な運用を実現するために導入したのが「S-Cred+」である。SCSKがこれまでに数多くの案件で培ったノウハウや知見をもとに運用業務を支援するマネージドサービスで、すべてのシステムの稼働状況を包括的に監視し、トラブルやセキュリティインシデントが発生した場合に早急にアラートを発して、問題解決を支援。

今後の展望

クラウド上のデータレイクに統合されたデータをリアルタイムに分析・活用していく

もっともAWSに移行したポイントシステムは、現状アプリケーションそのものの変更は行われていない。新たな付加価値を生み出すには、今後の展開が重要な意味を持つ。 その先で見据えているのは、今回のサーバーのEOSの影響を受けなかったことからオンプレミスに残っているシステムの移行である。 「2025年度内を目標として弊社の全システムをAWSおよびUSiZEパブリッククラウドモデルに移行し、あらゆるマスタデータやトランザクションデータをAWS上のデータレイクに集約していく計画です。こうして統合されたデータをリアルタイムに分析・活用することで、全社的なDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進していきます」と梅木氏は構想を示し、引き続きSCSKのサポートに大きな期待を寄せている。

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