イベント・セミナー(2016年)

2016.05.24(火) アフターレポート
SCSK生産技術CAEセミナー2016
セミナーの様子

2016年5月24日(火)、SCSK株式会社主催「SCSK生産技術CAEセミナー2016」を開催しました。本セミナーは、当社が取り扱う生産技術系のソリューションを一度にご覧いただける年に一度のセミナーです。

本セミナーでは、基調講演に日産自動車株式会社様をお迎えし、日産自動車様におけるCAEご活用事例についてご講演いただきました。

また基調講演の後には分科会形式で、SCSKが長年にわたって培ってきたCAE技術の経験、知見の集大成として、鋳造/ダイカスト、塑性加工、複合材/樹脂、ケーブル/ハーネス設計の4分野を中心に当社のCAEソリューションについてご紹介しました。

当日は、たくさんの皆様にご来場いただき誠にありがとうございました。

開催概要

主催 SCSK株式会社
日時 2016年5月24日(火) 13:00~17:50  (12:00 受付開始) 
会場 AP東京八重洲通り 11F
東京都中央区京橋1丁目10番7号 KPP八重洲ビル
定員 200名
参加費 無料

セミナープログラム

生産技術CAEセミナー2016のセミナープログラム
基調講演 分科会A 分科会B 分科会C 分科会D

セミナー概要

13:00~13:05
開会のご挨拶

SCSK株式会社 製造エンジニアリング事業本部 解析ソリューション部
部長 小峰 正樹

開会に先立ち、SCSK 製造エンジニアリング事業本部 解析ソリューション部 部長 小峰より、開会のご挨拶とともに本セミナーの概要についてご説明しました。

セミナーの様子

13:05~13:50
基調講演:「日産自動車におけるCAEの戦略的活用」

日産自動車株式会社
カスタマーパフォーマンス&CAE・実験技術開発本部
統合CAE・PLM部 部長 博士(工学)
荒木 敏弘 様

日産自動車様では1990年代から “3Dデータを衝” する車両開発のデジタル化を推進されてきました。CAEに関しても、組織としてCAE専任の部署を設けるなど、ビジョンを持って取り組まれています。

本基調講演では、車両開発のデジタル施策の中からCAEにフォーカスし、日産自動車様におけるCAEの戦略的活用と題して、車両開発にCAEをいかに活用し、同社の発展に貢献されているのかについて、デモンストレーションを交えてご紹介いただきました。またあわせて、自動運転など将来戦略に関連する最新のCAE活用例についてもご説明いただきました。

セミナーの様子

13:50-14:00
SCSK最新ソリューションのご紹介:
現場実績データを活用した品質分析/品質改善ソリューション「DELMIA Operations Intelligence」

SCSK株式会社 製造エンジニアリング事業本部 解析ソリューション部
長谷川 峰子

DELMIAは、自動車、航空宇宙・防衛、機械、電機、消費財、造船など、製造業が直面している「開発期間短縮」「在庫低減」「生産の垂直立ち上げ」「設計-生産技術のコラボレーション」「技術継承・ナレッジ活用」といった課題を解決し、ものづくりの競争力を高めるためのソリューションです。SCSKは、DELMIAプレミアム・ビジネスパートナーならではの長年の経験と豊富な実績を活かし、業務分析から、ワークフローの提案、運用プランの策定まで、システム導入を徹底サポートします。

本セッションでは、DELMIA最新ソリューションとして、現場の実績データを活用し、品質分析および品質改善を可能にする「DELMIA Operations Intelligence」についてご説明するとともに、活用事例についてご紹介しました

セミナーの様子

14:00~14:15
SCSK最新ソリューションのご紹介:
製造原価シミュレーションシステム「aPriori」

SCSK株式会社 製造エンジニアリング事業本部 営業推進部
柿沼 豊

「aPriori」は、ユーザーの知識レベルに関係なく、設計・調達・製造の製造原価を、いつでも自動でリアルタイムに算出し、各工程で算出した原価を企業全体で共有することが可能な製造原価シミュレーションソフトです。3次元CADモデルデータを直接読み込み、形状の特性、材料、製造場所、製造プロセスなど、さまざまな要因を考慮したコスト計算を自動で行うことができます。

本セッションでは、SCSKが本年4月より販売開始した「aPriori」の特長および具体的な活用方法についてご説明するとともに、SCM、ERP、PLMなどとのデータ連携により発揮するメリットについてご紹介しました。

セミナーの様子
分科会A(鋳造CAE)
セミナーの様子

分科会Aでは、鋳造・ダイカストに関わるCAEソリューションをご紹介しました。

■Session1 【鋳造CAEの最適化】
鋳造プロセスシミュレーションにおける最適化

本セッションでは、「MAGMA5」の基本機能および、鋳造プロセスシミュレーションにけるパラメトリック最適化の概要をご紹介しました。

■Session2 【鋳造CAEの最適化】
砂型鋳造における最適化実例

本セッションでは砂型鋳造における自動最適化事例をご紹介しました。
<事例内容>

  • コストパフォーマンスの良いステンレススチール製ポンプハウジング鋳造品
  • 高クロム鋳鉄におけるマイクロポロシティの削減と製品歩留まりの改善
  • ロッカーアームの方案最適化

■Session3 【鋳造と製品/金型設計】
・ 鋳物の機械的特性を利用した製品設計におけるCAE
・ 鋳造プロセスを加味した金型設計におけるCAE

本セッションでは鋳造プロセスシミュレーションを製品設計、金型設計に適用する概要・事例をご紹介しました。

  • 製品設計への適用
    「MAGMA5」で予測した鋳造欠陥、応力、組織・機械的特性などの製品特性を設計CAEに利用することで、より現実に近い鋳物の解析が可能です。
  • 金型設計への適用
    「MAGMA5」での鋳造プロセス全体における金型温度解析結果を構造解析ソフト「ADVENTURECluster」で解くことで、型変形、バリ対策、押しピン設計といった解析を高速・高精度に計算することができます。

■Session4 【鋳造CAEの最適化】
金型鋳造・ダイカストにおける最適化実例

本セッションでは金型鋳造・ダイカストにおける自動最適化事例をご紹介しました。

<事例内容>
  • 自動車エンジンハウジング ~アセスメント・パースペクティブによる既存シミュレーションの統計的分析~
  • 実験計画シミュレーションを用いた精密金型鋳造の冷却設計
  • 4つのゲート形状の比較 ~アセスメント・パースペクティブを用いた結果評価~
分科会B(塑性加工)
セミナーの様子

分科会Bでは、塑性加工および熱処理、金型解析および溶接解析技術の最新解析技術について、事例を交えてご紹介しました。

■Session1 【塑性加工】
SCSKの塑性加工シミュレーションのご紹介

本セッションでは、鍛造、板材成形を中心にSCSKが取り扱っております塑性加工シミュレーションソフトをご紹介しました。

■Session2 【塑性加工】
「FORGE」の熱処理解析事例と最新のミクロ組織解析について

製品の最終的な品質を検証するため、塑性加工の材料変形解析だけではなく、後工程を含めた解析の重要性が高まっています。本セッションでは、「FORGE」の熱処理解析機能および最新のミクロ解析アプローチについてご紹介しました。

■Session3 【溶接】
SCSK溶接CAEソリューションのご紹介

本セッションでは弊社取り扱い溶接CAEをまとめてご覧いただけるセッションとして、主にアーク、レーザー溶接に対応した最新3Dシミュレーションソフト「TRANSWELD」、および抵抗溶接に特化したシミュレーションソフト「SORPAS」をご紹介しました。

■Session4 【金型解析】
塑性加工中の金型欠陥への解析アプローチ

本セッションでは、「FORGE」を活用した成形中の金型結果に対する事例についてご紹介しました。
また、金型の応力集中箇所を詳細に評価するため、要素数は増え計算が長時間化する課題について、大規模構造解析ソフト「ADVENTURECluster」との連携解析によるソリューションをご紹介しました。

分科会C(樹脂・複合材)
セミナーの様子

分科会Cでは、樹脂成形プロセスの新しい解析技術、および膨大な材料・物質特性のナレッジや解析技術を組み合わせたMaterials Information (MI) の最先端ソリューションをご紹介しました。

■Session1 【高機能材料開発】
FRP・リチウムイオン電池関連を中心とした材料開発総合パッケージソフトウェア「GeoDict」 最新事例のご紹介

本セッションでは、あらゆる材料の構造モデルを生成して特性を予測する材料開発総合パッケージソフトウェア「GeoDict」を用いたFRP・電池・フィルターに関する事例をご紹介しました。

■Session2 【樹脂成形】
樹脂成形加工シミュレーションソフトウェア「Autodesk Moldflow 2017」最新機能および軽量化アプローチのご紹介

本セッションでは、樹脂流動解析ソフトウェアのデファクトスタンダートともいえる「Autodesk Moldflow」の最新版2017新機能紹介とそれを用いた軽量化アプローチの事例をご紹介しました。

■Session3 【材料知識/材料情報の共有】
製品開発支援、軽量化施策、コスト削減のための材料選定最適化を実現(GRANTA)

■Session4 【ガス・射出成形/チクソ/MIM】
SCSK射出成形シミュレーションのご紹介(「Rem3D」/「SIGMASOFT」)

SCSKの射出成形プロセスシミュレーションソフト「Rem3D」「SIGMASOFT」をご紹介しました。「Rem3D」は、自動アダプティブメッシュ技術により、メルトフロントを詳細に計算可能です。
また本セッションでは、「Rem3D」のガスアシスト成形や発泡成形の事例についてご紹介するとともに、「SIGMASOFT」の最新機能とMIM成形などの解析事例についてもご紹介しました。

分科会D(ケーブル・ハーネス)
セミナーの様子

分科会Dでは、ケーブル・ハーネス向けシミュレーション、および弊社最新ソリューションである製造原価シミュレーションソフト「aPriori」、生産実績データを活用した品質分析システム「DELMIA O/I」について詳細にご紹介しました。

■Session1 【ケーブル/ハーネス】
IPS Cable Simulationハーネス・ホース経路設計へのシミュレーション適用のご提案

本セッションでは、ケーブルシミュレーションソフト「IPS Cable Simulation」の対話式CAE概要についてデモを交えてご紹介しました。

■Session2 【ケーブル/ハーネス】
「IPS Cable Simulation」新コンセプト・デモンストレーション
・ 3D-Flattening
・ Force Balloon
・ Cable Path Planner

本本セッションでは、「IPS Cable Simulation」を使用した検証フローイメージについてデモを交えてご紹介しました。

  • 製造要件リスク検証
  • 経路バラつき検証
  • ケーブルの影響を考慮した組立・分解検証

■Session3 【Special Session】
生産実績データを活用した品質分析システム「DELMIA Operations Intelligence (O/I)」のご紹介

生産実績データから、良品/不良品が生産される時の共通ルールを見つけられることができれば、歩留まり改善につながるのではないでしょうか。
本セッションでは、生産実績データを活用した品質分析システム「DELMIA O/I」についてご紹介しました。

■Session4 【Special Session】
製造原価シミュレーションシステム「aPriori」のご紹介

「aPriori」開発の経緯と、CADデータから製造原価を算出する方法をご紹介しました。あわせて展示・体験コーナーにおいて、デモを交えてご説明しました。

展示・体験コーナー

 

お問い合わせ先

SCSK株式会社
解析ソリューション部
SCSK生産技術CAEセミナー2016事務局
TEL:03-5859-3012
E-MAIL:magma-sales@ml.scsk.jp