Zabbixは、世界で最も人気のあるオープンソース統合監視ソリューションの1つであり、AGPLv3(6.0まではGPLv2)としてリリースされているため、無料でご使用いただけます。その優れた拡張性・信頼性とパフォーマンスの高さ、使用方法の容易さ、極めて低い維持費といったメリットが評価され、すでに多くの企業で採用されています。あらゆるものの監視を可能にするZabbixは、中小規模から大規模まで幅広い環境で使用できます。
Zabbixは、ハイパフォーマンスなデータ収集機能を有しており、大規模環境にも対応できます。Zabbixエージェントあり/なしによって、以下のような監視が可能です。
種別 | 監視項目 | |||
Zabbix エージェントあり |
リソース監視 | CPU | CPU使用率、ロードアベレージ | |
メモリ | メモリ利用率、スワップ空き容量、スワップ発生頻度 | |||
ディスク | ディスク使用率、ディスクI/O、iノード利用率 | |||
ネットワーク監視 | バイト数、パケット数、エラーパケット、ドロップパケット、コリジョン | |||
サービス監視 | プロセス | プロセス数、ソンビプロセス数 | ||
Windowsサービス | ||||
ログ監視 | テキストログ監視 | |||
Windowsイベントログ監視 | ||||
その他 | Windowsパフォーマンスカウンタ監視 | |||
スクリプトによる拡張監視 | ||||
Zabbix エージェントなし |
死活監視 | Ping監視 | ||
ポート監視 | ポート稼働状況監視、応答時間 | |||
SNMP監視 | SNMPボーリング監視(v1,v2,v3) | |||
SNMPトラップ監視 | ||||
その他 | VMware監視 | |||
HTTP/HTTPSプロトコルによる監視 | ||||
SSH監視 | ||||
WMI監視(WMIエージェント経由) | ||||
JMX監視(Java Gateway経由) | ||||
RDMS監視(ODBC使用) | ||||
IPMI監視 |
収集した監視データを閾値と比較し、障害発生時はアラート送信を行います。障害発生時にあらかじめ設定したスクリプトやコマンドを実行することも可能です。
収集した監視データ、障害イベントをRDBMSに長期蓄積します。蓄積したデータは、リソース使用状況の傾向分析や障害解析、レポート作成などに活用できます。
Webインターフェースによるグラフィカルな表示で、ダッシュボード、グラフ表示、ネットワークマップ作成などの機能を利用できます。
ディスカバリ機能により、監視対象(項目)の自動検出、監視設定が可能です。監視対象に同一の監視設定を行う場合、テンプレート機能を活用することで一連の監視設定作業を削減できます。
Zabbixプロキシを利用することで、Zabbixサーバの処理を分散することができる為、大規模な監視環境でも活用できます。
Zabbixは、サーバ、プロキシ、エージェントによって構成されています。
プラット フォーム |
Zabbix サーバー |
Zabbix プロキシ |
Zabbix エージェント |
---|---|---|---|
Linux | ○ | ○ | ○ |
IBM AIX | ○ | ○ | ○ |
FreeBSD | ○ | ○ | ○ |
NetBSD | ○ | ○ | ○ |
OpenBSD | ○ | ○ | ○ |
HP-UX | ○ | ○ | ○ |
Mac OS X | ○ | ○ | ○ |
Solaris | ○ | ○ | ○ |
Windows(※) | - | - | ○ |
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