Zabbixとは
すべての監視対象をリアルタイムでモニタリングします。
すべての監視対象をリアルタイムでモニタリングします。
Zabbixは世界で最も人気のあるオープンソース監視ソリューションの1つであり、無料(AGPLv3準拠)でご利用いただけます。
Zabbixはその高い拡張性、信頼性とパフォーマンスの高さ、使用方法の容易さ、極めて低い維持費から既に数多くの企業に採用され、使用されています。また、あらゆるものの監視が可能で、中小規模から大規模まであらゆる環境での使用に適しています。
幅広いプラットフォーム/クラウドへ対応可能です。
多様な監視機能を備え、高いカスタマイズ性があります。
サーバ、ネットワーク機器などを一元的に監視し、グラフィカルに表示。 障害の検知と通知を行います。
※Zabbix Japanウェブサイトより
ベンダー依存がありません。
すべての機能を無償で利用できます。
数十万のユーザが利用し、世界各国に活発なコミュニティがあります。
1分間に3,000,000チェック以上の監視が可能です。
数万デバイスの監視を行えるスケーラビリティを誇ります。
商用サポートや各種サービスが充実し、安心して利用できます。
Zabbixは、ハイパフォーマンスなデータ収集機能を有しており、大規模環境にも対応できます。
Zabbixエージェントあり/なしによって、以下のような監視が可能です。
Zabbix | 種別 | 監視項目 | |
---|---|---|---|
Zabbix エージェントあり |
リソース監視 | CPU | CPU使用率、ロードアベレージ |
メモリ | メモリ利用率、スワップ空き容量、スワップ発生頻度 | ||
ディスク | ディスク使用率、ディスクI/O、iノード利用率 | ||
ネットワーク監視 | バイト数、パケット数、エラーパケット、ドロップパケット、コリジョン | ||
サービス監視 | プロセス | プロセス数、ソンビプロセス数 | |
Windowsサービス | |||
ログ監視 | テキストログ監視 | ||
Windowsイベントログ監視 | |||
その他 | Windowsパフォーマンスカウンタ監視 | ||
スクリプトによる拡張監視 | |||
Zabbix エージェントなし |
死活監視 | Ping監視 | |
ポート監視 | ポート稼働状況監視、応答時間 | ||
SNMP監視 | SNMPボーリング監視(v1,v2,v3) | ||
SNMPトラップ監視 | |||
その他 | VMware監視 | ||
HTTP/HTTPSプロトコルによる監視 | |||
SSH監視 | |||
WMI監視(WMIエージェント経由) | |||
JMX監視(Java Gateway経由) | |||
RDMS監視(ODBC使用) | |||
IPMI監視 |
収集した監視データを長期間蓄積し、グラフの表示機能を活用してリソース使用状況の傾向分析や、過去の障害解析、カスタムレポートの作成に活用できます。
収集した監視データをしきい値と比較し、障害発生時はアラート送信を行います。障害発生時にあらかじめ設定したスクリプトやコマンドを実行することも可能です。
Zabbixプロキシを利用することで、Zabbixサーバの処理を分散することができる為、大規模な監視環境で活用できます。
ディスカバリ機能により、監視対象(項目)の自動検出、監視設定が可能です。監視対象に同一の監視設定を行う場合、テンプレート機能を活用することで一連の監視設定作業を削減できます。
Webインターフェースによるグラフィカルな表示で、ダッシュボード、グラフ表示、ネットワークマップなどの機能を利用できます。
Zabbixは、サーバ、プロキシ、エージェントによって構成されています。
Zabbixサーバは、ネットワーク越しにステータス情報を収集・保存・蓄積する監視マネージャです。すべての監視設定や収集データはZabbixサーバに保存され、Webインターフェースから一元管理できます。
Zabbixプロキシを使用することで、大規模環境での分散監視やファイアーウォール越しの監視が可能になります。インターネット越しに複数拠点を一元的に監視することもできます。
Zabbixエージェントには、Zabbixサーバからのリクエストを受けてレスポンスを返す「パッシブモード」と定期的にZabbixエージェントから データを送信する「アクティブモード」があります。ルーターやファイアーウォール越しの監視も可能です。Zabbixエージェントは非常に軽量で、 ほぼ全てのアーキテクチャに対応しています。
Zabbixは、構成に関わらずあらゆるプラットフォームに対応しています。
※Windowsは、Windows2000以降のすべてのデスクトップとサーバに対応
プラットフォーム | Zabbixサーバ | Zabbixプロキシ | Zabbixエージェント | Zabbixエージェント2 |
---|---|---|---|---|
Linux | ||||
IBM AIX | ||||
FreeBSD | ||||
NetBSD | ||||
OpenBSD | ||||
HP-UX | ||||
Mac OS X | ||||
Solaris | ||||
Windows※ | ||||
AWS | ||||
Azure | ||||
GCP | ||||
OCI |
Zabbix社は1年半ごとにLTS(長期サポート: Long Term Support)をリリースし、ポイントリリースとして6ヶ月ごとに安定版をリリースします。LTSはリリースから5年間、ポイントリリースは6ヶ月または次期メジャーバージョンリリースまでの6ヶ月間のサポートが提供されます。
詳細は、Zabbix Japan LCCが公開しておりますこちらをご確認ください。
可能です。方式としては、Active-Active構成、Active-Standby構成となります。
可能です。Zabbixサーバ、プロキシ、エージェント間をGnuTLS/OpenSSLを利用した強固な暗号化通信することができます。
可能です。実現方式としては、メールやスクリプト実行、APIによる連携など様々な方式がございます。詳しくは弊社までお問い合わせください。
監視項目数や監視間隔またデータの保存期間によって異なりますので、お客様の監視要件をお聞かせ下さい。弊社にて必要なサーバスペックを算出致します。