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アジャイル開発とは

アジャイル開発とは?

ビジネス環境の変化が加速する現代において、システム開発にも迅速な対応と柔軟性が求められています。従来のウォーターフォール型開発では、変化への対応が難しく、開発期間の長期化やコスト増大を招くケースも少なくありません。そこで注目されているのが「アジャイル開発」です。本稿では、アジャイル開発の概念、メリット・デメリット、効果が期待される分野、そしてSCSKのサービスについて解説します。 
 

1. アジャイル開発とは 

アジャイル開発とは、短い開発サイクル(イテレーション)を繰り返しながら、顧客との緊密な連携のもとでシステムを開発していく手法です。各イテレーションでは、計画、設計、実装、テストといった一連の開発プロセスを小さくまとめて実行し、動作するソフトウェアを段階的に提供していきます。 

従来のウォーターフォール型開発では、要件定義から設計、実装、テスト、リリースまでを順番に進めるため、一度決定した仕様変更が困難で、開発期間が長期化する傾向がありました。一方、アジャイル開発では、短いサイクルでフィードバックを受けながら開発を進めるため、変化への対応が容易で、顧客のニーズに合ったシステムを迅速に提供できます。 

アジャイル開発の基盤となる考え方は「アジャイルソフトウェア開発宣言」と、その背後にある12の原則です。これらの原則は、顧客満足、変化への対応、個人と対話、協働、そして動くソフトウェアを重視することを謳っています。 

2. メリット/デメリット 

メリット 

変化への柔軟な対応
短い開発サイクルでフィードバックを繰り返すため、要件変更や新たなニーズに柔軟に対応できます。

早期リリースによる価値提供
イテレーションごとに動作するソフトウェアを提供するため、顧客は早期にシステムの価値を享受できます。 

開発リスクの低減
継続的なテストとフィードバックにより、バグの早期発見と修正が可能となります。

顧客満足度向上
顧客と開発チームが密に連携することで、顧客のニーズを的確に捉え、満足度の高いシステムを開発できます。 

開発チームのモチベーション向上
チームメンバーの自主性と協調性を重視するため、モチベーション向上と生産性向上に繋がります。 

デメリット 

全体像の把握の難しさ
短期的な開発サイクルに集中するため、プロジェクト全体の進捗状況や最終的な成果物のイメージを掴みにくい場合があります。

コミュニケーションコスト
顧客やチームメンバーとの頻繁なコミュニケーションが必要となるため、相応のコストと時間を要します。そのためチームにとって適切なコミュニケーションパスを考える必要があります。 

大規模プロジェクトへの適用の難しさ
チーム間の連携やコミュニケーションが複雑になりやすいため、大規模プロジェクトへの適用には工夫が必要です。 

3. 効果が期待される分野 

Webサービス開発
変化の激しい市場環境に柔軟に対応し、迅速なサービスリリースが求められるため、アジャイル開発との相性が良いです。

モバイルアプリ開発
ユーザーからのフィードバックを素早く反映させ、継続的なアップデートが必要なため、アジャイル開発が効果的です。

新規事業開発
不確実性が高い状況下で、試行錯誤を繰り返しながら開発を進める必要があるため、アジャイル開発が適しています。

 4. SCSKのサービスと提供価値 

SCSKは、長年のシステム開発経験とアジャイル開発のノウハウを活かしてご支援します。お客様のビジネスニーズに合わせ、現状分析・コンサルティングからアジャイルの導入、マネジメント支援、開発チーム構築まで、様々なアジャイルソリューションを提供します。お問い合わせをお待ちしております。

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