データ統合ソリューションCloud Data Integration(CDI)

クラウドやオンプレミスに分散しているデータを
安全かつ効率的に統合

Cloud Data Integration(以下CDI)は、異なるクラウドサービスやオンプレミス環境間のデータを統合し、ビジネスで活用できるように整えるソリューションです。SCSKは、長年培ったインフォマティカ社製品の導入経験を基にCDIを活用し、お客様のデータ統合システム構築・運用を支援します。

CDIとは

CDIとは、インフォマティカが提供するIntelligent Data Management Cloud(IDMC)の一部として提供されるデータ統合ソリューションです。異なる環境に散在するデータを、安全かつ効率的に接続・変換し、統一されたデータの管理を実現します。シームレスな接続、ノーコード・ローコード開発、高いデータ処理能力、データ品質管理、セキュリティ・コンプライアンス対応といった機能を備えており、データ活用による企業の迅速で正確な意思決定に貢献します。

データ統合における課題

  • データ統合業務の属人化

    データ統合業務が一部の担当者に依存しており、他者ではメンテナンス対応などができない。結果として特定担当者に作業が集中している。

  • 低いデータ品質

    各システムから集めたデータに不備が多く、結果、統合されたデータの品質が低く活用にあたり信頼できるデータとなっていない。

  • 頻発する障害対応

    データの不備による処理不具合、処理未完了などの障害が頻発し、データ統合担当者がインシデント対応に追われている。

SCSKのデータ統合課題対応事例

SCSKでは、多くのインフォマティカ社製品(データ統合機能)の導入実績から得た活用ノウハウに基づき、多くのお客様のデータ統合課題解決の支援を行っています。

製造業

売上規模
約3,000億円
導入背景
SAPシステムの導入にあわせて、関連システムのデータ連携を1年で実施することとなり、短期間で導入可能なデータ連携ツールを選定する必要があった。
導入効果
SAPシステムの導入にあわせて、1年でリリースが完了。想定を上回るデータ量であったが、パフォーマンスに問題が生じることなく稼働することができた。また、次のステップにおける機能拡張対応もスムーズに推進することができた。

製造業

売上規模
約14,000億円
導入背景
他ツールでデータ連携基盤導入を進めていたが、データ処理パフォーマンス不足、機能脆弱性、セキュリティリスクにより、途中で導入を断念することとなった。そのため、データ処理パフォーマンスや機能脆弱性、セキュリティリスクに対応できるデータ連携ツールを検討することとなった。
導入効果
現行システムにおけるパフォーマンス不足の要因であったシステム不具合が解消。また標準コネクタの活用でシステム開発が効率化した上、アカウント管理、権限管理の標準化を実現することができた。

商社

売上規模
約5,000億円
導入背景
SAPシステムの分析ツール導入を進めていたが、「夜間バッチが終わらない」「データの品質不足」などの問題が生じたため、改めて現行の分析領域から導入範囲を拡大した上で、データ活用基盤を構築することとなった。
導入効果
SAPシステムの多様なデータをデータ活用基盤に連携することが可能となり、営業業務におけるデータ分析機能が向上した。また、課題であったFAX情報の電子化も実現した。このデータ活用基盤の構築により、データ活用環境が整い、AI活用の推進につなげることができた。