製品・機能
データ活用とAI活用
を、ひとつの基盤で
Databricksは、データの収集・加工からBI分析、AI活用、外部共有までを
1つの基盤で実現するプラットフォームです。
企業のデータ活用ステップに沿って、Databricksの設計思想と特徴を紹介します。
Phase 0
全体コンセプト
Databricks Platform
プラットフォーム概要
Databricksは、データの準備から分析、AI活用までを
一つの基盤で行うための統合プラットフォームです。
従来のデータ活用基盤が抱える課題
従来
データ収集基盤、分析基盤、AI基盤が分かれている
Databricks
単一基盤に集約されている
これまで多くの企業では、データの収集・加工・蓄積と、分析やAI活用が別々の基盤で運用されており、その結果、データの分断や管理工数が増加し、活用までの時間がかかるといった課題がありました。Databricks Platformは、データ活用とAI活用を統合し、企業の意思決定や価値創出を支える統合型のデータ基盤です。
Databricksが
提供する解決アプローチ
レイクハウスによる
統合データ基盤
本プラットフォームは、レイクハウスアーキテクチャを採用しています。これにより、データレイクの柔軟さとデータウェアハウスの高い性能および管理性を両立しています。
あらゆるデータを
一元的に管理・活用
構造化データに加え、半構造化・非構造化データも含め、単一の基盤で一元管理が可能です。同じデータを用いて、分析から機械学習、生成AIまでを連続的に実施できます。
統合ガバナンスによる
安全な運用
Unity Catalogにより、データ、AIモデル、分析資産をまとめて管理できます。セキュリティと権限制御を維持したまま、組織全体で安全にデータを共有できる環境を実現します。
多様な人材が
協働できる共通基盤
SQLやPythonなど複数の言語に対応しており、エンジニア、アナリスト、データサイエンティストが同じ基盤を利用できます。役割を超えた協働で業務のスピードが向上します。
企業全体を支える
データ活用基盤
本プラットフォームは、レイクハウスアーキテクチャを採用しています。これにより、データレイクの柔軟さとデータウェアハウスの高い性能および管理性を両立しています。
関連 : Databricks Platform
Phase 1
データ基盤作成|信頼できるデータ基盤を作るには
Data Engineering
データエンジニアリング
Databricksの
データエンジニアリングは、
データを継続的に取り込み、
整え続ける仕組みです。
データを安定して取り込み、
整える基盤
Databricksのデータエンジニアリングは、データの収集・加工・蓄積を効率的かつ安定して行うための基盤を提供します。
課題
様々なデータソースから継続的にデータを取り込み、分析やAI活用につなげるには、信頼性の高いデータパイプラインが欠かせません。
解決
Databricksでは、バッチ処理やストリーミング処理を同じ基盤で可能。データの取込から保存までを一貫して管理できます。運用負荷を抑えながらデータ供給を実現。
活用まで見据えた共通データ基盤
データエンジニアだけでなく、分析担当者やAI開発者とも同じ基盤を共有できるため、後工程を意識したデータ設計が行いやすくなります。Databricksのデータエンジニアリングは、データ活用全体のスピードと品質を支える役割を担います。
関連 : Data Engineering
Delta Lake
データ管理
Delta Lakeは、
分析やAIで安心して使える
「信頼性の高いデータの
保存方式」です。
従来
不整合やスキーマ変更への対応、データ品質の維持が難しい
Databricks
シンプルでオープンでマルチクラウドに対応
従来のデータレイクとDelta Lake
Delta Lakeは、Databricksにおけるデータ管理の中心となる機能で、非構造化データ/構造化データの両方の取り扱いを実現する仕組みです。データレイクの柔軟さを活かしつつ、信頼性や管理のしやすさを高めることで、分析やAI活用の前提となる安定したデータ基盤を実現します。
課題
従来のデータレイクでは、データ更新時の不整合やスキーマ変更への対応、データ品質の維持が難しく、運用面で課題を抱えるケースが少なくありませんでした。
解決
Delta Lakeでは、ACIDトランザクションに対応しており、複数の処理が同時に実行される環境でも、整合性の取れたデータ管理が可能です。また、スキーマのチェックや変更への対応を標準で備えているため、データ構造の変化にも無理なく対応できます。これにより、データの取り込みから加工、分析までを安心して継続的に運用できます。
さらに、更新履歴をもとに過去の状態を参照できるタイムトラベル機能を備えており、任意のタイミングのデータ断面にアクセスすることが出来るので、データの検証やトラブル発生時の復旧も容易です。Delta Lakeは、単なるデータの保存先ではなく、信頼できるデータを継続的に管理・活用していくための基盤として、データ活用全体を支えます。
関連 : Delta Lake
Unity Catalog
ガバナンス
Unity Catalogは、
データやAIを「誰が・何を・どう使っているか」を
一元管理する仕組みで
ガバナンスです。
データとAI資産を
一元管理する仕組み
Unity Catalogは、DatabricksにおけるデータとAI資産を一元的に管理するガバナンス機能です。データ活用が広がる中で、「誰が、どのデータを、どの目的で使っているか」を把握し、統一されたルールのもとで管理できます。
データ、テーブル、ファイル、AIモデルといった資産を横断的に管理し、権限設定やアクセス制御を一箇所で行えます。管理の分散や属人化を防ぎ、全体を見渡せる状態を維持します。
安全に共有し、活用を広げる基盤
Unity Catalogは、セキュリティやコンプライアンスを確保しながら、組織全体で安心してデータを共有できる環境を提供します。データの利用状況を把握しやすくなることで、ガバナンスと利活用の両立が可能になります。
これは、データ活用を制限するための仕組みではありません。信頼できるルールのもとで、データとAIの活用を継続的に広げていくための基盤です。
関連 : Unity Catalog
Phase 2
活用|データから価値を生み出す
Databricks SQL
データウェアハウジング
Databricks SQLは、
Lakehouse上のデータを
高速にSQLで分析・可視化する
ための機能です。
Databricks SQLとは
Databricks SQLは、Lakehouse基盤の上でデータを扱うためのサーバーレス型データウェアハウスです。データウェアハウスとしての分析性能だけでなく、運用のシンプルさやコスト効率を高める設計になっている点が大きな特長です。従来のデータウェアハウスでは、専用の基盤を用意したり、性能チューニングや運用負荷が課題になることがありましたが、Databricks SQLはこれらの複雑さを大きく軽減します。
Lakehouse基盤による
一元的なデータ活用
データレイクとデータウェアハウスを統合したLakehouse上のデータを直接分析できます。データのコピーや専用基盤の準備を最小限に抑え、分析までのリードタイムを短縮します。
高性能な
SQL分析と最適化
AIを活用したクエリエンジンと自動最適化により、大量データに対しても安定したパフォーマンスを発揮します。BIレポートからアドホック分析まで、幅広い用途に対応可能です。
サーバーレスによる
シンプルな運用とコスト効率
インフラ管理や性能チューニングは不要で、必要に応じて自動的にスケールします。利用した分だけ課金されるため、コストを抑えた運用が可能です。
BIツールとの
高い親和性
データレイクとデータウェアハウスを統合したLakehouse上のデータを直接分析できます。データのコピーや専用基盤の準備を最小限に抑え、分析までのリードタイムを短縮します。
関連 : Databricks SQL
AI BI:Genie etc.
BI
DatabricksのBIは、
専門知識がなくても
データを理解・活用できる
分析体験を提供します。
Lakehouseを基盤としたBI環境
DatabricksのBI機能は、Lakehouse上に蓄積されたデータを直接活用し、組織全体でデータドリブンな意思決定を支える分析・可視化環境です。従来のように専門チームや特定ツールに依存することなく、ビジネス部門を含む幅広いユーザーが同じデータをもとに分析を行える設計になっています。
AIによる直感的な分析・可視化体験
視覚的なダッシュボードやインタラクティブなグラフを直感的に作成できる点が特長です。さらに、AIアシスタントであるGenieを活用することで、専門的な知識がなくても自然言語で質問し、その結果を即座に可視化できます。分析の敷居を下げつつ、迅速な意思決定を可能にします。
ガバナンスと一体化した安全なデータ活用
DatabricksのBIは、Unity Catalogを中心としたガバナンス基盤と統合されています。データアクセスや利用ルールを統一した状態で分析できるため、部門やユーザーが異なっても結果の一貫性が保たれます。安全性と信頼性を確保しながら、組織横断でのBI活用を実現。
関連 : AI BI
Data Science
チームで探索・再現する
Databricksの
データサイエンス環境は、
分析と検証をチームで効率よく
進めるための作業基盤です。
Lakehouseを基盤とした
統合的な分析環境
DatabricksのLakehouseは、従来分断されがちであったデータ管理と分析環境を一体化します。分析者は複数のシステムを行き来する必要がなくなり、常に同じ前提条件のデータを用いて作業できます。特に、分析前工程の負担が軽減される点は大きく、分析のスピード向上だけでなく、前提のずれによる認識齟齬や手戻りの防止にも寄与します。
Point 01
データ準備から
共有までを単一基盤で
実行可能
Point 02
信頼性の高い
データへ
直接アクセス
Point 03
分析前のデータ収集、
加工、整備の工数を
削減
Point 04
探索的分析や
仮説検証に集中できる
環境を提供
チームでの探索と
再現性を支える協働機能
Python、R、SQLなど複数の言語に対応したノートブック環境を用いながら、チームでの共同編集やコメント共有が可能です。
Git連携やバージョン管理により、分析プロセスやコードの変更履歴を明確に保てるため、知見の蓄積と再現性を確保できます。これにより、分析担当者やデータサイエンティストが同じ環境で効率よく協力できます。
スケーラブルで柔軟な実行環境
Databricksはサーバーレスに近い形で利用でき、インフラ管理を意識せずにスケーラブルな分析が可能です。ローカル環境の制約に縛られることなく、大規模データの処理や高度な分析をクラウド上で実行できます。また、任意のIDEとの連携にも対応しており、使い慣れた開発環境を維持したまま作業を進められる点も特長です。
関連 : Data Science
AI/ML
人工知能
DatabricksのAI/MLは、
モデル開発から運用までを
データ基盤と一体で管理できる
仕組みです。
DatabricksのAI/MLは、モデル開発から運用までをデータ基盤と一体で管理できる仕組みです。
データ準備からAI・機械学習モデルの開発、運用までを一貫して支援し、実ビジネスでの継続的な活用を前提に設計されています。
主なメリット
Merit 01
データ準備からモデル開発、運用までを一つの基盤で進められる
分析やデータエンジニアリングと同じ基盤上でAI開発を行えるため、学習データの準備とモデル開発をスムーズにつなげられます。
Merit 02
データ品質とモデル精度を両立したAI開発が可能
モデルの精度だけでなく、学習に使うデータの品質や管理も含めて扱えるため、信頼性の高いAI活用を実現できます。
Merit 03
実験管理とモデル管理により、チームでの開発を効率化
試行錯誤の過程や成果を記録・共有できる仕組みがあり、チームで知見を蓄積しながら開発を進められます。
Merit 04
運用まで見据えたAI活用が可能
開発したモデルを業務で継続的に利用することを前提としており、PoCで終わらせず実ビジネスに定着させやすい環境を提供します。
Phase 3
拡張・定着|価値を業務に定着させるには
Lakebase
OLTPデータベース
Lakebaseは、データ活用の
成果を業務システムとして
実行するための
データベースです。
Lakebaseは、サーバーレスでPostgres(OLTP)データベースを提供するサービスです。フルマネージドサービスのため、インフラのプロビジョニングやパッチ適用、スケーリング、可用性設計といったサーバー管理はすべて Databricks が担い、ユーザーはデータ活用に専念できます。
従来構成とLakeBaseの比較
従来のシステム
OLTPデータベースとDWHを 別々の基盤として構築・運用する必要あり
ETL処理が必要
データ同期が必要
データ不整合が発生
運用コストの増大
LakeBase
OLTPとOLAPを
同一基盤で統合
OLTPの更新データをリアルタイムで分析可能
データコピー・ETLの
最小化
複雑なETLや同期処理を減らし、構成をシンプルに
常に最新の
分析データ
「業務データ=常に最新の分析データ」を実現
性能とコストの
最適化
ストレージとコンピュートを分離し、効率的に拡大
関連 : Lakebase
Delta Sharing
共有
Delta Sharingは、
データをコピーせずに
安全に社内外へ
共有する仕組みです。
データを複製せず、必要な相手に必要な範囲だけ共有可能です。アクセス権限を細かく制御でき、社内外でも安全にデータを利用できます。また、共有先は特定のツールや環境に限定されず、さまざまな分析基盤やクラウド環境からアクセス可能です。
データ共有の課題とDelta Sharingという解決策
データ共有の課題
ファイル受け渡し型
データ共有の限界
従来のデータ共有では、ファイルの受け渡しやデータコピーが必要となり、データの鮮度低下や管理負荷、セキュリティ面での不安が残ることが多くありました。
Delta Sharing
安全なデータ開放による
即時活用
- ・常に最新のデータを参照して分析・意思決定が可能
- ・データ共有に伴う手間やリスクを大幅に軽減
- ・データを「渡す」のではなく「安全に開放」することで、活用スピードと範囲を拡大
関連 : Delta Sharing
Databricks Apps
アプリケーション開発
Databricks Appsは、
分析やAIの結果を
業務アプリとして使える形に
する仕組みです。
アプリケーション開発の価値
Databricks Appsは、Databricks上のデータや分析結果を活用した業務アプリケーションを構築するための仕組みです。分析やAIで得られた結果も、実際の業務で使われなければ価値にはつながりません。Databricks Appsは、その「最後の一歩」を支える役割を担います。
業務アプリの構築と運用
Databricks Appsを利用することで、Lakehouse上のデータやAIモデルを直接参照しながら、業務向けのアプリケーションを開発できます。これにより、分析結果を別システムへ受け渡すための複雑な連携や、データの二重管理を減らすことが可能です。
また、アクセス制御やガバナンスとも連携できるため、セキュリティを確保しながらアプリケーションを提供できます。Databricks Appsは、データ活用やAIの成果を、現場で使われる業務アプリとして定着させるための基盤です。
関連 : Databricks Apps
Databricks
の導入で
データ資産を
価値につなげる
分析・BIを
効率化したい場合
まずはDatabricks SQLやBI機能を活用し、既存データを使った分析やレポーティングを高速化します。従来のDWHやBI環境の延長として導入しやすく、データ基盤全体の見直しにつなげやすい入口です。
データ基盤を
整理・統合したい場合
Delta Lakeとデータエンジニアリング機能を活用し、分断されたデータの収集・加工・蓄積を一つの基盤に統合します。分析やAI活用の前提となる「信頼できるデータ資産」を整える段階です。
AI・機械学習を業務に
定着させたい場合
AI / ML機能を活用し、モデル開発から運用までをデータ基盤と一体で管理します。PoCにとどまらず、継続的に使われるAI活用を目指すケースに適しています。
SCSKによる
Databricks
の導入支援技術者向け支援
Databricksは、どの入口から始めても、同じデータ基盤の上で活用範囲を広げていける点が特長です。
一度整えたデータ資産は、分析、BI、AI、アプリケーションへと無駄なく展開できます。
導入前に押さえておくポイント
ツールを導入すれば自動的に成果が出るわけではありません。
事前に考慮すべき主な点は以下の通りです。
データの設計や運用ルール
既存システムとの関係整理
これらを整理しておくことで、Databricksの力を最大限に引き出せます。特に、どのデータをどのように扱うかを設計段階で明確にしておくことは、分析やAI活用の精度と効率に直結します。
SCSKによる支援内容
SCSKでは、単なる製品導入ではなく、データ資産をどう活かし、どこから価値を生み出すかという視点で導入をサポートします。
現状整理
導入ステップの検討
運用設計
お客様と一緒に進めることで、Databricksを業務に定着させ、価値創出につなげることが可能です。