仕事とキャリアを知る

INTERVIEW02

システム開発の最上流で、
お客様と真摯に向き合う

2020年 キャリア入社

SAPコンサルタント

J.K.

ERP事業本部
エンタープライズソリューション第一部

前職で培ったSAPの知見を
活かし、上流工程を目指す

前職のSIerではAMOサービスを行っているITベンダーに常駐し、SAPのリモート保守を担当。追加開発の要件定義から基本設計、本番リリースまで一通り経験しました。お客様と近い距離で仕事ができ、守備範囲を広く持てたことはメリットでしたが、あくまで二次請けという立場であり、大規模案件に関わる機会はなかなかありませんでした。そこで、今後はプライム案件で上流工程から担当する責任者になりたいと考え、転職を決意しました。

転職先を考える際、SIerを中心に企業のホームページでSAP事業をチェックしたのですがSAPのAMOサービスを行っている企業の中でもSCSKは、AMOの守備範囲の広さがずば抜けている点に魅力を感じました。さらに面接において、SAP導入ビジネスがまだまだ活況の中、SCSKでは将来を見越したAMO保守体制をいち早く敷いていると感じたことも、入社の大きな動機になりました。

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お客様との信頼関係を築き、
議論を重ねていく面白さ

入社後、最初の一年間はAMO保守のアカウントマネージャとして大手企業3社を担当。4名のメンバーを率いてお客様からの問い合せ対応や不具合の調査や改善、お客様への情報提供や提案を行いました。その際、前職で業種問わず50社以上のSAP保守に携わった経験も強みになりました。また、アカウントマネージャは会社を背負っている立場なので、システム/業務の両面を見渡し、お客様との信頼関係を築いていける点にやりがいを感じました。お客様からの期待も前職より何倍も大きいと感じています。

一方、プライムの立場になったことで、前職にはなかった調整業務での苦労も多く、お客様と社内外メンバーとの板挟みになったことも。そこで、日頃から他部署も含めて人との接点を増やし、相談してもらいやすい雰囲気を作ったり、相手が気持ちよく仕事ができるよう意識したりするようになりました。横のつながりができたことで視野も広がり、お客様にも良い提案ができるようになったと思います。

そして現在はSAP導入プロジェクトにおいて、会計領域の技術者として要件定義フェーズに参画しています。お客様の業務を洗い出しSAP S4/HANAにどのようにフィットさせていくか、お客様とセッションしながら検討を重ねる日々です。前職の保守では導入時の検討過程について深く意識していませんでしたが、現在はお客様の業務を深堀りし、議論を積み重ねる必要があり、その過程が面白く、やりがいがあります。また、このプロジェクトにはコンサルティング会社なども関わっているため、立ち居振る舞いや合意形成の仕方など、多くを学び、今後につなげたいと思っています。

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これまでの枠にとらわれず、
新しい領域に挑戦していく

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SCSKの良さは社内に多くのノウハウが蓄積されている点です。特にSAPに関しては、これまでのノウハウをもとに「Add-Value」といったSAP導入テンプレートを自社で作成している点は自慢できると思います。

特に、日本固有要件かつ根強くニーズのある電子記録債権/手形管理要件のソリューションサービスを提供している点、そして当サービスは「SAP Cloud Platform」上に構築された日本独自の商習慣に対応する日本初のパートナーソリューションとしてSAPジャパン株式会社からも太鼓判を押されている点は、他社には真似できない功績ではないでしょうか。

私自身の今後の目標は、現在培っている導入プロジェクトの経験も活かしてAMO保守全体の底上げや改善に貢献することです。また、これまで経験した枠にとらわれず、新しい分野にも挑戦していきたいです。長期的にはRPAなどの新技術を取り入れるなど、AMOサービスの事業拡大を検討、遂行する立場になりたいと思っています。SAPだけではなく、広い業務領域に精通することで、お客様のビジョンや事業計画、予算、IT投資などを共創していくアカウントマネージャを目指します。

※2021年5月にインタビューした内容を掲載しています。

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INTERVIEW 3

T.K.

アプリケーションエンジニア/プロジェクトリーダー

クラウドサービス事業本部
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等身大のロールモデルに