Oracle WebLogic Server

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JRockit® 選択の理由

高性能

JVM は Java プログラムの実行についても可能な限り高速でなければなりません。高いパフォーマンスでのコード実行は以下の2つの手法によって達成されます。

Oracle JRockit では Adaptive Optimizing コンパイラを使用してバイトコード実行を高速化しています。この最適化コンパイラでは可能な限り高い性能を追求するために、最先端の最適化技術が使用されています。さらにスレッド同期、オブジェクトアロケーション、配列のコピー、ファイルI/O、ネットワーク通信などの JRockit の内部機能についても、基盤のオペレーティングシステムやマイクロプロセッサをより有効に活用することで、可能な限り高速動作するよう効率化がはかられています

信頼性

たとえ短時間であっても、予期せぬサーバダウンは深刻な問題を引き起こします。顧客からの苦情を処理しなければならないことはもちろん、システムの問題点を早期に見極め、必要な修正を施すためには、多大な労力と時間を費やさねばなりません。サーバ上の JVM を考えてみても、新しいメソッドを導入した際に問題なく JVM が動作することが確認できたとしても十分とはいえません。長期に渡る継続的な運用に耐え、さらにピーク時の負荷にも耐える JVM でなければなりません。管理者は、Oracle JRockit の広範な診断機能を利用して CPU やメモリ利用を解析し、各種設定を最適値に修正することで、予期せぬアプリケーションのダウンタイムを回避できます。

管理性

ブラックボックス化されている他の JVM とは異なり、Oracle JRockit では管理コンソールを通してリアルタイムにサーバの振る舞いや利用可能なリソースの情報を得ることができます。管理者は JVM やアプリケーションの運用状況をモニタし、リソースや運用状況に変化が生じた場合に通知を受け取るよう設定することができます。

Non-Disruptiveness

Non-disruptiveness とは “無休止” であることを意味します。数千に及ぶ同時アクセスユーザにサービスを提供するサーバサイドアプリケーションにおいて、アプリケーションが利用する実行中の JVM スレッドが休止してしまうと、甚大なビジネス的損失を引き起こすかもしれません。特にそれがミッションクリティカルな金融系や財務系アプリケーションであれば、なおさらこのような問題は回避されるべきです。一般に、このような“休止状態”は JVM のガベッジコレクションのプロセス時に発生します。Oracle JRockit では複数のガベッジコレクションのオプションを提供しており、アプリケーションのタイプに合わせて最適なものを選択できます。これにより、“休止状態”の無い、Non-Disruptiveness なアプリケーション運用が可能です。

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