抵抗溶接・機械接合に特化したシミュレーション SORPAS

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SORPAS 3D.welding

SORPAS 3D.weldingは、SORPAS2Dで考慮できなかった形状等を再現し、複雑で難しいプロセスに対応しております。
SORPAS 3D Input Wizardは、3Dモデルの構築と操作、溶接パラメータの設定、電極やワークの動作を抵抗溶接の生産ラインと同様に素早く行うために特別に設計されています。
生産ラインで実際に作業を行うエンジニア向けの、強力かつ実用的なツールとなっています。

Fig.2打点溶接の解析事例

Fig.2打点溶接の解析事例

複数打点溶接

複数打点溶接

SORPAS 3D.weldingでは分流による電流損失の影響を確認する事が可能です。
スポット溶接を次々と行うと、新しい溶接時の電流の一部は前に溶接されたスポット溶接部を通過します。この際、前に溶接した箇所を通った分の電流が失われるため、新しい溶接部のナゲットサイズが減少する傾向にございます。この電流損失の量は、溶接点から新しい溶接点までの距離に依存するため、SORPAS3Dではそれらを考慮して計算することが可能です。

位置ずれ/打角を考慮した解析

Fig.打角を考慮した解析例

Fig.打角を考慮した解析例

スポット溶接の際、溶接ガンの取り付け誤差や弾性変形等により、電極が理想の状態と一致しないことがよくあります。
また、電極は互いに小さな角度が付いて傾いていたり、2つの電極の接触中心間が微小にずれていたりすることがあります。
電極の位置ずれは、不規則な溶接ナゲットを生成したり、激しいスパッタ(スプラッシュ)を引き起こす可能性があります。
SORPAS 3D.weldingでは、電極の位置ズレや打角の影響をシミュレートすることができます。

SORPAS 3D.testing

SORPAS 3D.testingは、溶接後の溶接強度や破断モードを予測するために開発されました。衝突モデリングや構造シミュレーションを行うために溶接強度の確認は必要不可欠かと思いますが、SORPAS 3D.testingは、溶接シミュレーションに基づく溶接強度の結果を予測し、結果をプロット図で出力することができます。

SORPAS 3D.testingの主な用途は、溶接シミュレーションに基づいた、接合強度の評価です。SORPAS 3D.weldingの結果から強度試験を実施することができます。これにより、より正確なシミュレーションが可能になります。また、SORPAS 2D3D.linkのアドオンモジュールにより、SORPAS2D.weldingや2D.joiningのシミュレーション結果を強度試験に引き継ぐことが可能です。また、強度試験用のワークピースを作成するための3次元モデリングのテンプレートが用意されています。寸法や形状のパラメータを入力するだけで、簡単に試験用のワークピースを作成することができます。

SORPAS 3D.testing

破断形式

十字引張試験における、破断形式の例は以下の通りです。

Fig.プラグ破断

Fig.プラグ破断

Fig.界面破断

Fig.界面破断

十字引張試験以外にも、引張せん断試験、ピール試験に対応しております。

Fig.引張せん断試験

Fig.引張せん断試験

Fig.ピール試験

Fig.ピール試験

動画

<SORPAS3D紹介動画> 溶接後の引張試験(1分55秒)

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