Oracle Fusion Cloud ERP(Oracle Cloud ERP)とは
Oracle Cloud ERPは、オラクル社が提供するクラウド型ERPです。従来のオンプレミス型ERPと比べて短期間に低コストで導入でき、財務会計をはじめとした基幹業務の事業拡張に対応します。
ガートナーの2023 Magic Quadrant™ for Cloud ERP for Service-Centric Enterprisesにおいてリーダーに選出され、クラウド(SaaS)型ERP売上高シェア上位のポジションを獲得しています。
アドオン機能があっても、標準機能はバージョンアップして常に最新のものを使いたい…
SCSKは、SaaS製品でも各社固有の要件を実現し、
標準機能も最大限に活用できるソリューションを提供!
SCSKのOracleソリューション
SCSKのOracle事業の特長
SCSKは、1997年からOracleビジネスに携わり、業務やパッケージ仕様を熟知した多数のコンサルタントが在籍する専門部隊を擁しています。豊富な経験と実績をもとに、Oracle Cloud ERP標準機能で対応可能な業務要件を精査し、最適なソリューションを提案します。実際の移行では、業務要件の約7割は標準機能で対応できますが、残り3割ほどはアドオン機能が必要になるケースが多いのが実情です。
SCSKでは、残り3割を「無理やり標準機能に当てはめてアドオン機能を無くす」のではなく、標準機能とアドオン機能の最適化を目指します。
SCSKのOracle事業の特長
- SCSK標準導入方法論の活用
- SmartEpisode Plus for Oracle
人に依存せず安定した品質を確保する目的で整備されたプロジェクト遂行のための社内開発標準 - アドオン開発標準 for Oracle Fusion Cloud ERP
SaaSとPaaS、SaaSと他システムとのアドオンや連携処理方式のテンプレート
- SmartEpisode Plus for Oracle
- 国内有数の技術力
- Oracle Certified Consultant:400名以上
- Oracle Master(Database):1,880名以上
- 強固なアライアンス
- 1997年以来、20年以上の協業実績
- 最上位パートナーの一社
- 日本オラクル社コンサルティング部門との連携
アドオン開発での豊富な実績
Oracle Cloud ERPへの移行にあたり、アドオン機能の取り扱いが課題となるケースが多いのではないでしょうか。SCSKでは、豊富な経験から得たノウハウと先進技術の活用により、効率的で機能バージョンアップへの影響を最小限とするアドオン開発を支援します。
- 既存システムで利用しているアドオン資産を流用することで、効率的にPaaS環境に機能を構築できます。
- Oracle独自のローコード開発ツール「VBCS(Visual Builder Cloud Service)」を使用します。
SCSKでは、Oracle Cloud ERPとの親和性が非常に高いこの先進技術をいち早く取り入れ、マスターメンテナンスやレポートなどの画面を効率良く開発し、低コストかつ高品質なサービスを提供します。 - SaaS環境とは別にPaaS環境を構築して疎結合開発を実現します。
従来はアドオン機能を持つと標準機能のバージョンアップが困難でしたが、アドオン機能と標準機能を完全に切り離して管理することで、四半期ごとに実施される標準機能のバージョンアップが容易になります。
【標準機能とアドオン機能の実装方式の例】
- ※標準プログラムは四半期に一度最新の状態に更新されます。
AMOサービスによる運用・保守コストの最適化
SCSKのAMOサービスは、リモート環境から運用・保守業務を行う従量課金型のサービスです。必要な時に必要な分だけサポートを受けることができ、IT投資の約8割と言われる維持運用コストの最適化が図れます。
「普段は基本料金の契約のみ、四半期アップデートや決算月のみ手厚く対応してほしい」といったご要望にも対応します。
【運用・保守の”品質”】
- ※JEITA「民間向けITシステムのSLAガイドライン(第四版)」より
導入事例
金融
グループ共通の会計基盤を構築し各社へ展開。
他システムとのインターフェース自動化や共通業務の見直しを図り、グループ全体で会計業務の効率化を実現。
食品
基幹システムのクラウド化を目的にOracle EBSから移行。
アドオン開発ではVBCSを活用することで、低コストかつ高品質な実装に成功。
製造業
本社の要件やマスタ設定をベースにグループ会社へ展開。
グループ各社固有の要件や開発を短縮し、短期間で全グループ会社への導入を実現。
サービス業
既存オンプレミス製品の保守切れに伴い、財務会計領域を一新。
本稼働後はAMOサービスを活用し、従来の運用・保守コストを大幅に削減。
FAQ
Oracle EBS以外のパッケージからの移行も可能ですか?
可能です。スクラッチシステムやオンプレミスのパッケージから切り替えた実績が多数ございます。
Oracle Fusion Cloud ERPは業種・業態を問わずに導入可能ですか?
特定の業種・業態に縛られず、幅広いお客様にご利用いただけます。
運用・保守AMOサービスの契約時間内であれば、アドオン機能の追加開発を依頼することも可能ですか?
可能です。契約内容にもよりますので、ご相談ください。
四半期に一度のアップデートは自動で適用されますか?また、適用の際はサポートしてもらえますか?
アップデートの適用日時は調整が可能です。
アップデート情報の提供やアップデート適用についてもサポート可能ですのでご安心ください。
- ※掲載されている製品、会社名、サービス名、ロゴマークなどはすべて各社の商標または登録商標です。