モバイルプラットフォーム「S-NICS SIM」を提供開始 ~モバイルネットワークを活用したDX/ビジネスコラボレーションを推進~
2021年12月17日(金)
SCSK株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役 執行役員 社長 最高執行責任者:谷原 徹、以下 SCSK)は、無線通信技術である4G/5Gを利用したモバイルプラットフォーム「S-NICS SIM(エスニクス シム)」を2021年12月1日から提供開始しました。これによりSCSKグループの提供する各種ソリューションへのモバイルコネクティビティとして、順次サービス強化を図ってまいります。
1. 「S-NICS SIM」の概要
次世代無線通信技術として注目されている5Gは、個人が持つデバイスだけでなくドローンやロボットでの利用やスマートオフィス、スマートファクトリー、スマートシティなど、人々の生活や事業での活用が期待されております。
「S-NICS SIM※1」は、法人向けのMVNO※2サービスとして、お客様の事業革新とDXを支援するモバイルプラットフォームです。
- ※1 S-NICS:SCSK Network Integration Co-creative Serviceの略。 (商標登録申請中)
- ※2 MVNO:Mobile Virtual Network Operator(仮想移動体通信事業者)の略。
本プラットフォームはフルMVNO事業者として多くの実績を有する丸紅ネットワークソリューションズ株式会社との協業で開発しました。さらに本モバイルプラットフォームを使い、革新的な技術を有する先進企業との協業によりサービス共創を促進してまいります。
2. SIM接続の多要素認証サービス提供
「S-NICS SIM」を活用したサービス共創の第一弾として、イニシャル・ポイント株式会社の多要素認証サービス「JinCreek(ジンクリーク)」を活用してSIM接続の多要素認証機能(MFA)を付与する「S-NICS SIM MFA Plus(エスニクス シム エムエフエー プラス)」を提供開始します。
本サービスの特長は以下の通りです。
- (1)高セキュリティ&ワンタッチリモートワーク
- リモートアクセスにインターネットやVPN機器を必要としないため、インターネットの脅威にさらされることなく安全なネットワーク接続を実現します。
- SIMの利用を多要素認証(SIM、デバイス、ヒト)によって接続保護することで、SIMの利便性はそのままに紛失盗難時のなりすましリスクも防ぐことができます。
- (2)SIMからどこでもオフィス環境
- 外出先、在宅環境問わずどこでもモバイル閉域ネットワークを介して拠点と同様のプライベートネットワーク環境を実現します。
3. 販売目標
「S-NICS SIM MFA Plus」なども含めて、今後5年間で4万回線の新規法人回線契約を目標としています。
4. 今後の展開
モバイルプラットフォームについては、SCSKが強みとしているデータセンターサービス、プライベート・パブリッククラウドサービスとの接続性を高め、自社開発の業務アプリケーションシステムを含めたコラボレーションを推進します。
また、「S-NICS SIM」のローカル5G対応も予定しており、ハイブリッド5G、スマートオフィス、スマートシティ、スマートファクトリーといったEnd-to-EndのDX、IoTサービスを提供すると共に、他社のプロダクト・サービスと本モバイルプラットフォームを組み合わせたサービス共創を積極的に行ってまいります。
本件に関する
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ソリューション事業グループ
基盤サービス事業本部
ネットワーク基盤サービス部
S-NICS SIM担当
E-mail:s-nics-sim-info@ml.scsk.jp
報道関係
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企画本部 広報部 高野
TEL:03-5166-1740
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