MOBILOTSとSCSK、商用車特化型One to Oneソリューションサービス
「ロジビズUP！」提供を通じ、運送業界のDXを推進 ～2021年5月よりトライアル協力企業2社へ提供を開始～

運送業界では、消費者ニーズの多様化や、新型コロナウィルス感染拡大も相まってeコマースの需要拡大に伴う配送業務量の増加がさらに加速する一方、ドライバーの人手不足が深刻化しており、業務の効率化、適正化が喫緊の課題となっています。
MOBILOTSは、2019年10月に営業開始後、商用車を使用するお客様に対し、車両導入時に必要となるファイナンス（リース・割賦）のご提供に加え、車両管理や車両整備を含むメンテナンスサービスの提供により、お客様の安心・安全な車両の稼動をサポートしてまいりました。
SCSKは、これまで自動車関連・運送業のお客様に対し幅広くITサービスを提供しており、特に近年はお客様のDXの推進を通じ、新たな価値創出に貢献してまいりました。
MOBILOTSとSCSKは自動車車両に携わる事業を各々展開する中で、運送業の課題解決を通じたお客様への貢献という共通目標の下、2020年度よりサービス共創プロジェクトを発足し、本件に取り組んできました。

「ロジビズUP！」は、運送業に携わるお客様の物流業務の変革を良い方向へUPさせていくという意味を込めた運送事業運営をトータルサポートする商用車特化型クラウドサービスです。
運送業に求められる5大管理業務（経営管理・労務管理・車両管理・運行管理・安全管理）においてITを活用したソリューションサービスを提供し、DX推進を通じたお客様の課題解決を目指し、経営者・運行管理者・ドライバーそれぞれの立場で必要となる業務支援を行います。
それらのサービスを通じて蓄積したデータを活用し、さらなる運送効率化・コスト改善を通じて運送業のお客様のビジネスの発展に貢献していきます。2021年5月から、（MOBILOTSのお客様2社）トライアル協力企業2社に対して経営管理・車両管理機能の提供を開始します。

【サービスイメージ図】

MOBILOTSとSCSKは2021年9月末にトライアル期間を終え、2021年10月以降、関東・甲信越エリアから順に提供開始予定です。日野自動車が提供するコネクティッドサービスであるHINO CONNECTをはじめ、他社ソリューションサービスとも連携し、機能拡充を順次進めていく計画です。
将来は、蓄積したデータに基づき、予防保全・最適な車両売却・代替提案サービス、運送効率・コスト改善に向けたサービス、庸車の手配などを支援するサービス、お客様の経営課題解決の支援に向けたサービスを検討してまいります。

MOBILOTS株式会社は、クルマのライフサイクル全体でお客様との接点を強化しお客様と広く・深くお付き合い、お客様課題の解決に貢献することで、人・モノの移動を支える価値創造のリーディングカンパニーとして商用車ファイナンスの枠を超え総合モビリティサービス会社に進化していくことを目指します。

SCSK株式会社は、コンサルティングから、システム開発、検証サービス、ITマネジメント、ITハード・ソフト販売、BPO（ビジネス・プロセス・アウトソーシング）まで、ビジネスに必要なすべてのITサービスをフルラインアップで提供し、お客様のビジネス価値向上に貢献します。

SCSKグループ中期経営計画（FY2020～2022）の基本戦略の1つ「DX事業化」において、「モビリティ領域」「金融プラットフォーム領域」「ヘルスケア領域」「CX（カスタマーエクスペリエンス）領域」を4つの重点領域としています。本件は「モビリティ領域」における取り組みです。

• https://www.scsk.jp/news/2020/press/management/20200428_3.html