株式会社ハウス・デポ・パートナーズに
住宅ローン管理システム「Mortgage Manager」を提供
2020年7月22日(水)
SCSK株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役 社長執行役員 最高執行責任者:谷原 徹、以下 SCSK)は、株式会社ハウス・デポ・パートナーズ(本社:東京都中央区 代表取締役社長:山野 泰弘、以下 HDP)に対し、住宅ローン管理システムである「Mortgage Manager(モーゲージマネージャー)」の導入を完了し、2020年1月から本格稼働したことをお知らせします。
1. 背景
HDPは、これまで数多くのお客様に全期間固定金利住宅ローンのハウス・デポ【フラット35※】を提供しています。
住宅ローン業務では、受付、事前審査、本審査、案件スケジュール管理、書類収集、金銭消費貸借契約など多くの段階が存在し、段階ごとに事務作業が発生します。HDPにおいても事務作業の負荷が重く、ローン審査の回答に時間を要しており、複数のシステムで構成されていることから、システムの二重入力の手間などの業務課題を抱えていました。また、現行システムの保守サポート切れを契機に、業務課題の解決に向けた業務効率化を目的として、住宅ローン基幹システムの更改検討を進めていました。
- ※【フラット35】:民間金融機関と住宅金融支援機構が提携して提供する最長35年の全期間固定金利住宅ローン
2. 「Mortgage Manager」採用のポイント
以下の点を高く評価いただき、このたびの採用に至りました。
- 住宅金融支援機構との連携機能や商品情報と顧客情報の一元管理と案件の進捗状況確認機能によって、業務効率化など現在の課題解決が期待できること
- SCSKの住宅ローン業界における【フラット35】に関する業務ノウハウとこれまでの17年間の開発実績
3. 「Mortgage Manager」の特長と機能
「Mortgage Manager」は、SCSKが提供する住宅ローン管理システムです。顧客の情報を一元管理し、受付、融資、債権回収などの住宅ローンに関する業務を一気通貫で管理することが可能です。
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住宅ローン業務の一元管理を実現
- ・ひとつのシステムで複数の商品申込(【フラット35】・プロパーローン※)を管理可能。
- ・案件ごとの進捗状況がリアルタイムで把握できるため、タイムリーな対応が可能。
- ※プロパーローン:民間金融機関が独自に提供する住宅ローン。各金融機関が独自に審査を行い、金利・返済期間・オプションにバリエーションが多い。
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書類管理機能
- ・顧客属性、契約属性に応じて必要な書類(借入申込書、設計検査申請書など)を設定可能。
- ・書類状況(未請求、受領済、返却済、返却不要など)のステータス確認が可能。
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その他
- ・住宅金融支援機構の総合オンラインシステムとの連携、事前審査システムへの連携機能を有しており【フラット35】業務に準拠。
- ・つなぎ融資や諸費用ローンを住宅ローンに紐づけて一元管理。
- ・代理店や不動産会社向けに機能を開放することで、双方向での情報共有・連携が可能。
- ・FastAPP※サービスを利用することでシステム基盤構築の手間と運用管理の負担を軽減。
- ※SCSKが提供する「開発基盤」「運用サービス」「他サービスとの連携」までワンストップのサービス。
システム基盤をゼロから構築する必要が無く、メニュー選択から、ワンクリックで簡単なインフラ構築やシステム開発が可能。システム運用も標準サービスを利用することでシステム管理の手間を軽減。
- ※SCSKが提供する「開発基盤」「運用サービス」「他サービスとの連携」までワンストップのサービス。
【システムイメージ】
4. 今後の展開
SCSKでは17年にわたる住宅ローンシステムの開発と保守実績と業務ノウハウを有し、「Mortgage Manager」や、金融機関様向けの住宅ローン業務に関連するソリューションを強化していくことで、お客様の業務効率化を支援してまいります。
株式会社ハウス・デポ・パートナーズ様のコメント
「Mortgage Manager」の導入により、情報の一元管理が実現し、システム間データ連携により手入力していた業務が削減されたため、課題が改善されました。今回、基本機能をベースにした導入となっているので、更なる業務効率化を推進するため、SCSKにはこれまでのノウハウを活かし、本システムをブラッシュアップする提案を望みます。
株式会社ハウス・デポ・パートナーズについて
HDPは、三井物産株式会社、JKホールディングス株式会社、株式会社ハウス・デポ・ジャパンによる合弁事業として2007年に設立され、「全国津々浦々、家庭の経済的リスク軽減により、より快適な住宅に住める国の実現に貢献すること」という企業理念の下、住宅ローン、各種保証・保険の取り扱い事業を展開しています。
SCSKのサステナビリティ経営
SCSKグループは事業を通じた社会課題解決により、社会と共に持続的な成長を図る「サステナビリティ経営」を推進しています。社会が抱えるさまざまな課題の中で、特に重要と捉え、優先的に取り組む課題を7つのマテリアリティとして策定しており、本サービスは、特に「いきいきと活躍できる社会の実現」に資するサービスです。
- 従業員の業務効率化、働き方のさらなる向上
本件に関する
お問い合わせ先
製品・サービスに関する
お問い合わせ先
SCSK株式会社
金融システム第二事業本部
総合金融システム営業第一部 片山
TEL:03-6772-6795
E-mail:Hideki.Katayama@scsk.jp
報道関係
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広報部 高野
TEL:03-5166-1150
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