プレスリリース
(2015年)
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2015.03.25(水)
SCSK株式会社

「健康経営銘柄」に選定ならびに「健康経営推進最高責任者」の設置

SCSK株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役会長兼CEO:中井戸 信英、以下SCSK)は、このたび社員の健康管理を経営的な視点から考え、戦略的に取り組んでいる企業として経済産業省と東京証券取引所から「健康経営銘柄」に選定されましたのでお知らせします。また、「健康経営」のさらなる推進を目的に、中井戸会長兼CEOが「健康経営推進最高責任者」に3月26日付で就任することを予定しておりますので、併せてお知らせします。

なお、SCSKは経済産業省が取り進める「ダイバーシティ経営企業100選」ならびに同省と東京証券取引所の共同企画による「平成26年度 なでしこ銘柄」にもそれぞれ選ばれています。

1.「健康経営銘柄」について
健康経営銘柄

経済産業省が東京証券取引所と共同で、東京証券取引所の全上場会社の中から「健康経営」に優れた企業を選定し、第一回目となる平成26年度は、業種ごとに1社の基準で、合計22社が選定されました。SCSKは、情報・通信業での選定となります。

「健康経営銘柄」の選定にあたっては、①経営理念・方針、②組織体制、③制度・施策実行、④評価・改善、⑤法令遵守・リスクマネジメントという観点に加え、財務面でのパフォーマンスも評価し選定しています。

2.SCSKの取り組み

(1)基本方針

SCSKでは経営理念である「夢ある未来を、共に創る」の下、「人を大切にします」という約束を掲げ、その実現のために「働きやすい、やりがいのある会社」作りを追求しています。社員の充実したワーク・ライフ・バランスの実現、それによって生産性の高い創造性豊かな仕事ができ、お客様と社会への貢献につながる。それを「働きやすい、やりがいのある会社」と社員が実感できる。こうした好循環実現への思いを役員・社員全員が共有する努力を不断に行いつつ各種施策に取り組んでいます。

(2)主な取り組み

①ハード面
  • 本社移転を機に働く環境の改善策として社員食堂、社内クリニック、リラクゼーションルーム、カウンセリングルームを設置し、社員の机の幅も1.5倍に拡大しました。
②ソフト面
  • 社員の健康増進施策として、禁煙キャンペーンやウォーキングキャンペーンなどを実施してきましたが、2015年4月から健康に良い5つの行動習慣と生活習慣病予防のための5つの健康指標を組み込んだ「健康わくわくマイレージ」を展開します。
  • 長時間残業削減に関しては、2012年度からユニークな働き方改革を推進しています。社員全員の有給休暇100%取得、月間残業20時間以下を目標に、フレックスタイム・在宅勤務など制度面での充実と共に、達成インセンティブ、バックアップ休暇、一斉休暇など、さまざまな仕掛けを導入して成果を挙げています。
  • 全社の残業や休暇取得状況は毎月の役員会で報告され、経営トップが語る働き方改革への思いと共に社内ポータルに掲載し、役員・社員全員が共有することで、働き方改革の徹底を図っています。

ハード面、ソフト面でのこれらの取り組みとその成果は、女性が活き活きと活躍できるための環境整備にもつながっています。

(3)主な成果

  • 残業時間の削減
2008年度月間35.3時間
→ 2014年度月間18.1時間(2月までの平均)
  • 有給休暇取得率の向上
2008年度13日(67%)
→ 2013年度18.7日(95%)
  • 喫煙率の低下
2008年36%
→ 2014年21%
  • 女性部課長の人数
2011年度9人
→ 2015年4月54人(予定)
  • 営業利益の推移
2010年度(140億円)  → 2013年度(239億円) → 2014年度計画(275億円)
【報道関係お問い合わせ先】
SCSK株式会社
広報部 西廣
TEL:03-5166-1150
関連情報

経済産業省ニュースリリース: http://www.meti.go.jp/press/2014/03/20150325002/20150325002.html新規ウィンドウ
東京証券取引所ニュースリリース: http://www.jpx.co.jp/news/0010/20150325-01.html 新規ウィンドウ

※健康経営は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です。