イベント・セミナー
(2023年)

ノーコード開発とローコード開発の使い分け!
『市民開発とITベンダー共創開発の境界線』

2023.02.08(水) 開催終了

 DXの浸透により、企業のデジタル化が進む一方、それを推進するためのデジタル人材不足が顕著化しています。具体的には国内で2030年には最大で79万人が不足すると言われており、そこで登場したのが市民開発(Citizen Development)という考え方で、非ITエンジニアの業務担当者が自分たちのシステムを内製化する時代となってきています。 しかしながら、業務担当者が自分事とせず動いてくれない、新しいことへの反発などの問題から、思うように推進できていない企業も少なくありません。経営層、現場部門からは、「システムのプロであるITベンダーに任せれば良い」という世間の潮流に反した意見もある中、今後のデジタル化の加速を考慮すると、デジタルによるビジネス創出、生産性向上を目指すには、「自社のITスキルを底上げしてデジタル人材を育成すること」と「デジタル化を加速する市民開発」は競合他社と差別化をするためにも必要不可欠な取り組むべきテーマとなってきます。

 そんな中、非ITエンジニアでもシステムを内製化できるサービスとして、ノーコード開発サービスが主流となってきています。また、情報システム部門やITエンジニアが生産性高くシステム開発をするためのローコード開発サービスも合わせて登場してきていますが、この境界線を不明瞭のまま進めていき、市民開発の限界を超えて、最終的には挫折するという結果を迎えるケースも多発しています。

 本セミナーを通じて、ノーコード開発サービスを使った市民開発とローコード開発サービスを使ったITベンダーとの共創による開発の用途・業務範囲を明確化して、企業のデジタル化推進に役立てていただきたいと考えています。セミナー本編では、実際のノーコード・ローコード開発サービスであるMicrosoft社のPower PlatformとSCSK株式会社のCELFを例に、具体的な使い分けをイメージしていただける内容となっています。

 また、サービスなどの道具だけでなく、市民開発とITベンダーとの共創開発を進める方法としての「アジャイル」についてもご紹介いたします。VUCA時代の変化に対して、迅速且つフレキシブルに対応できる組織作りに、ぜひ本セミナーをお役立てください。

 

主催
SCSK株式会社
協力
日本マイクロソフト株式会社
日時
2023年2月8日(水)  14:00~15:30 (ログイン開始時間 13:45~)
会場
オンラインセミナー
定員
200
対象
DX推進部門、IT部門、または企業にお勤めでノーコード・ローコード開発に興味がある方
参加費
無料

プログラム

14:00~14:25

市民開発とITベンダー共創開発の境界線
 ~全社展開・導入時の問題と6つのポイント~

SCSK株式会社 新ビジネス推進部 岡田 一志

ノーコード・ローコード開発サービスについて、登場背景と今後の展望、各サービスの違いなどをご説明した後、ノーコードとローコードの使い分け、市民開発の限界・境界線を過去の実例を元にご紹介します。また、本セッションでは更に一歩踏み込み、既に導入を始めている企業が抱える問題に関して、導入時の検討ポイントを解決策も含め、6つに整理して解説します。これから導入検討・推進をしていく企業にとってのノウハウになればと考えております。

14:25~14:45

進めよう、ローコード開発サービス「Power Platform」による業務改革!

SCSK株式会社 コミュニケーション第二部 羽田野 愛恵/細川 璃紗

市場や顧客ニーズの変化スピードが加速している中、業務システム開発も迅速に対応していかなくてはなりません。Microsoft Power Platformは直感的UIでローコード開発が可能なため、迅速に開発を進めながらの内製化やDX推進の加速化を実現することができます。本セッションでは、Microsoft Power Platformとは何か、どのような開発/活用ができるのかといった声に対し、デモをまじえてわかりやすくご紹介します。
これを聞いていただいたら、すぐにPower Platformを試してみたくなりますよ!

14:45~15:05

ノーコードとローコードの2つの顔を持つサービスCELFから具体的な使い分けを知る

SCSK株式会社 CELF・Curlプロダクト課 大学 裕美

国産ノーコード・ローコード開発サービスであるSCSK株式会社の提供する『CELF』の数百以上にわたる事例を元に、市民開発できる業務とITベンダーの助けが必要になる業務を棲み分けて、それぞれに適したノーコード開発サービスの使い方を具体的にご紹介します。また、市民開発に問題となることの多い現場のITスキルに関して、最低限必要となるスキルやその学習方法についても解説いたします。

15:05~15:30

変化の時代に対応するためのアジャイル

SCSK株式会社 ものづくり革新推進センター アジャイル推進部 半田 芳樹

VUCAと呼ばれる不確実で予想困難な時代においては、変化に対する「適応能力」の重要性が増しています。この変化に機敏に対応する能力、それがすなわち、「アジャイル」です。本セッションでは、業務を知るチームが市民開発やITベンダーとの共創を通じて小さな改善を繰り返すことでフィードバックループを早く回し、価値を提供していくプロセスについて解説します。また、チームをどのように立ち上げていくのかについてご紹介します。

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セミナー事務局
E-mail:sol-sales@scsk.jp