ヤマハMeetup東京2020 ~Happy New Year~
2020.01.23(木) アフターレポート
2020年1月23日(木)、SCSK株式会社主催による「ヤマハMeetup東京2020 ~Happy New Year~」を開催しました。
本イベントは、Meetup東京2018 Summerから始まったイベントで、2018 Christmas&HNY、Meetup札幌、大阪、仙台と不定期で開催しています。
今回は、ヤマハ新製品スイッチのお披露目や、パネルディスカッションとして「ネットワークエンジニアとサーバーエンジニアの壁」とし、NIer、CIer、そしてヤマハ様の3つの立場から、仮想ルーターを提案するために必要なことを議論しました。
後半ではライトニングトークおよびビアバストを通じて、お客様同士で交流を図っていただくなど、会場は大いに盛り上がりました。
当日は、たくさんのお客様にご来場いただき誠にありがとうございました。
セミナー概要
〒104-0061 東京都中央区銀座7-9-14
プログラム
ご挨拶
ITプロダクト&サービス事業本部 ネットワークプロダクト部
部長 吉田 隆夫
開会に先立ち、SCSK ITプロダクト&サービス事業本部 ネットワークプロダクト部 部長の吉田より、開会のご挨拶とともに「ヤマハMeetup東京2020 ~Happy New Year~」の趣旨と概要についてご説明しました。
「ヤマハのスイッチ最前線~ちょっと裏話も~」
コミュニケーション事業統括部 ネットワーク戦略グループ
大前 光司 様
ヤマハ様のスイッチは2020年1月現在で27モデルあり、すべてのモデルでLANの見える化を実現しています。本講演では、その中から先日発売したばかりのスイッチを3モデルご紹介いただきました。さらに、ヤマハ様の提供するL3スイッチが持つ3つの特長「LANマップによるNWの見える化」「端末の死活監視」「ハードウェアの高信頼性」についてご紹介いただきました。
美濃 圭佑 様
SECCONとは、情報セキュリティをテーマに多様な競技を開催する情報セキュリティコンテストイベントで、美濃様は、SECCON実行委員会の中でインフラグループのリーダーを務められています。コンテスト会場のインフラ構築時のNWトラブルなどに頭を悩まされていらっしゃいましたが、4年前にヤマハ製品を導入したことで、それ以来ノートラブルでのインフラ構築を実現されています。本講演では、ヤマハ製品の活用事例をご紹介いただきました。
- ※ 日本のセキュリティ技術を先導する各有志が集まり構成されたボランティアの委員会
パネルディスカッション
「ネットワークエンジニアとサーバーエンジニアの壁」
モデレータ:ヤマハ株式会社 ネットワーク戦略グループ 小島 務 様
パネラー:東日本電信電話株式会社 ビジネス開発本部 第一部門 クラウドサービス担当 担当部長 里見 宗律 様
株式会社NTTPCコミュニケーションズ サービスクリエーション本部 第二サービスクリエーション部
サービスクリエーション担当 主査 海保 人士 様
ヤマハ株式会社 音響事業本部 コミュニケーション事業統括部 ネットワーク戦略グループ 主事 里吉 一浩 様
ヤマハ株式会社 音響事業本部 開発統括部 CC開発部 ネットワークサービスグループ 主任 深沢 豪 様
パネルディスカッションでは、ヤマハ株式会社 小島様がモデレータを務め、「ネットワークエンジニアとサーバーエンジニアの壁」をテーマに、来場者の皆様からのアンケートで伺ったご意見を振り返りながら、NIer、CIer、ヤマハ様の3つの立場から、仮想ルーターに関する考えと、今後の展望について、4名のパネラーの皆さんが議論を行いました。
さらに、ヤマハ様からは、そのような現状を踏まえた製品開発の秘話や、お客様のために仮想ルーターのユーザーガイドなど、オープンに公開している各種情報の中から一部をご紹介いただきました。
ライトニングトーク
「(仮)ヤマハルーター認定試験 進捗報告」
代表理事 吉政 忠志 様
SCSKが特別協賛させていただいている「(仮)ヤマハルーター認定試験」とは、ヤマハルーターに関する表面的な知識だけでなく、その背景にある基本的な考え方や思想まで理解でき、ネットワーク技術者育成の一つの物差しとなる試験とすべく、2020年の開始が計画されています。吉政様からは、「(仮)ヤマハルーター認定試験」に関する進捗報告をご紹介いただきました。今後、全国250カ所で受験できるよう予定されています。
「Network Automation with Ansible」
テクニカルセールス本部 ソリューションアーキテクト
Ansibleエキスパート 平田 千浩 様
Ainsibleとは、レッドハット様が開発したオープンソースの構成管理ツールです。平田様からは、最小限の手間でサーバーやネットワークなどの各種設定を自動化できるなどといったAnsibleの特長と、ヤマハ製品向けAnsibleモジュールの開発状況をご紹介いただきました。
「vRXデザインパターン 気をつけたいハマりどころ」
代表取締役 濱田 康貴 様
vRXは、マウスだけで設定を構築できる手順をヤマハ様が公開していますが、濱田様からは、シェルで直接ソースコードを書いて構築したいエンジニア向けに、ハマりどころを踏まえたvRXのデザインパターンをご紹介いただきました。
「エクイニクスのご紹介」
プロダクトマーケティング
チームマネージャ 荒井 聖道 様
荒井様からはエクイニクス様の事業に関して、ご紹介いただきました。
エクイニクス様は、アメリカに本社を構え、世界5大陸、約200拠点にデータセンターを保有しており、日本では東京に11拠点、大阪に1拠点保有しています。全拠点間も接続しており、世界で大きな1つのデータセンターに接続しているように感じられるのも一つの特長で、さらに大規模利用、小規模利用のいずれも選択できるよう柔軟な選択肢なども提供しています。今後、vRXをはじめとして、ヤマハ製品をワールドワイドで提供できるよう準備も進めていきたいとの構想もお聞かせくださいました。
「vRXでSyslog監視してSlack通知してみた」
河野 哲治 様
河野様からは、vRXでSyslogを監視し、ルーターへのログイン失敗状況などをSlackに通知する仕組みを構築した際の検証内容をご紹介いただきました。今回検証に用いたソースコードなどは2020年3月のヤマハコラムでご紹介予定となっています。
「YouTube × SCSK」
ネットワークプロダクト部 販売促進課
課長 三宅 健太郎
SCSKは、「SCSKネットワークプロダクト部」というSCSK公式チャンネルでヤマハ製品、技術、イベント情報をご紹介しています。本チャンネルは、2019年8月に運用開始し、2020年1月時点で、70本の動画をアップしています。SCSKからは、現在に至るまでの動画撮影に関する改善の経過をご紹介しました。ぜひご覧いただくとともにチャンネル登録をしていただけますと幸いです。
【公式】SCSKネットワークプロダクト部
(https://www.youtube.com/channel/UCTEBGknrUcKpkNoOSSnPHfg)
- ※記載されている製品/サービス名称、社名、ロゴマークなどは該当する各社の商標または登録商標です。
お問い合わせ先
SCSK株式会社
ITプロダクト&サービス事業本部
ネットワークプロダクト部 ヤマハMeetup東京2020担当
TEL:03-5859-3032
FAX:03-5859-3106
E-MAIL:rtpromo-info@ml.scsk.jp