SCSK VR Collaboration Seminar
~産業向けVRソリューション & 最新QuadroグラフィックスによるVR体験~
2017年8月24日、御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンター(東京)において、SCSK株式会社主催による「SCSK VR Collaboration Seminar」を開催しました。
本イベントは、VRシステムの研究および導入をご検討中のお客様を対象にしたセミナーです。
VR(Virtual Reality : バーチャルリアリティ)、AR(Augmented Reality : 拡張現実)、MR(Mixed Reality : 複合現実)の没入感を活用し、さまざまな業務への応用が実現されている昨今、VRの応用性を実感していただくために開催しました。
セミナーでは、3社のスポンサー様と2社のユーザー様にご講演いただき、VR体験ブースでは、VDR(バーチャルデザインレビュー)、Mizuchi(マーケティングVR)、VRED(他拠点間での3Dデータ共有)を来場者の皆様に体験していただきました。
当日は、たくさんのお客様にご来場いただき誠にありがとうございました。
セミナー概要
主催 | SCSK株式会社 |
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協賛 | HTC NIPPON、エヌビディア、オートデスク、サイバネットシステム、シリコンスタジオ、DELL EMC(50音順) |
日時 | 2017年8月24日(木) 13:00~17:00 |
会場 |
御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンター
〒169-0072 東京都千代田区神田駿河台4-6 |
セミナープログラム
開会のご挨拶、展示紹介
SCSK株式会社
プラットフォームソリューション事業部門
製造エンジニアリング事業本部 VRシステム推進室
第一課 課長 齋藤 圭介
開会に先立ち、SCSK プラットフォームソリューション事業部門 製造エンジニアリング事業本部
VRシステム推進室 齋藤より、開会のご挨拶および展示紹介をいたしました。
スポンサーセッション:Holodeckだけじゃない、NVIDIA Pro VRの最新情報
エヌビディア合同会社
エンタープライズマーケティング マネージャ 田中 秀明 様
エヌビディア合同会社の田中様からは「視覚、音、触覚を通じて、実世界に存在するような感覚を取り入れるHolodeck」「世界最大級のコンピュータグラフィックスの学会&祭典であるSiggRaph2017に出展された際のレポート」「VRを製造業や建築業向けに応用したプロフェッショナルVRについて」「本物よりリアルに、を目的としたQUADRO VRについて」以上4点を中心に自社の取り組みについてご紹介いただきました。
スポンサーセッション:デルVR/AR 取り組みと支える製品のご紹介
デル株式会社
最高技術責任者 CTO 黒田 晴彦 様
デル株式会社の黒田様からは、VR/ARに関する取り組みと製品をご紹介いただきました。「わくわく感」は、集中力、関心、購買意欲、改善意欲、学習意欲の向上に寄与する非常に重要な要素であり、Poc※1(Proof of Concept:概念実証)を活用し「わくわく感」を与えることで、VRを言葉だけでなく実体験として小さく早く試すことがビジネスに活力を与えるとご説明いただきました。
※1:新しい概念や理論、原理などが実現可能であることを検証するための簡易な試行
スポンサーセッション:VR HMD VIVEの特徴と、製造業を中心とした国内外での活用事例
HTC NIPPON株式会社
VR Business Unitディレクター 西川 美優 様
HTC NIPPON株式会社の西川様からは、VIVEのHMD(Head Mount Device)の特徴および他製品との違いと、国内外における各業種での活用事例についてご説明いただきました。近々にスタンドアロン型VRの発売、将来的にHMDの無線化を予定している旨、ご紹介いただきました。
ユーザー様講演:VRで変わる設計レビュー ~VR空間での点群データの活用~
産機エンジニアリング株式会社
設計部
グループリーダー 森部 義規 様
産機エンジニアリング株式会社様では、点群データを用いてMR、VRコンテンツを作成しておられます。これらの技術を活用することにより、モニタ上では把握しづらい細かな部分や、実際に現場に行かなくては分からない部分も、現場さながらの臨場感で確認することが可能となります。レビューでは、製品デモを交えて詳しくご説明いただきました。
三菱重工グループにおけるVRコラボレーションのいまと未来
三菱重工業株式会社
マーケティング&イノベーション本部
先進デザインセンター
上席主任 山﨑 様
三菱重工業株式会社様では、お客様に製品をご紹介する際にVRを用いておられます。本来、直接お見せできない製品をVRを用いて説明することは非常に有効ですが、注意点もあります。
本セッションでは、今までの経験からVRを業務適用させるポイントをご説明いただきました。また、三菱重工業株式会社様の今後の取り組みを例にVRの未来についてご説明いただきました。
閉会のご挨拶
SCSK株式会社
プラットフォームソリューション事業部門
製造エンジニアリング事業本部
副本部長 網野 広孝
本セミナーの閉会に際し、SCSK プラットフォームソリューション事業部門 製造エンジニアリング事業副本部長 網野より、閉会のご挨拶をいたしました。 「より深くVRをご理解いただくため、お客様のデータを用いて検証させていただきたい。また、視覚だけでなく、触覚面においてもVRを発展させていきたい」と言葉を添えて、会を締めくくりました。
VR体験ブース
12:00~15:30、17:00~17:30(1名様/5~10分)
- 1.ものづくりVRコラボレーション (同時VR体験2名まで可能)
VDR(Alias、 3DCAD予定) - 2.企画・開発VRコラボレーション (同時VR体験2名まで可能)
Autodesk VRED Professional - 3.マーケティングVR
シリコンスタジオ Mizuchi
※ 記載されている製品/サービス名称、社名、ロゴマークなどは該当する各社の商標または登録商標です。