スマートコミュニティセミナーICTフォーラム
~情報活用から見える日本の姿、そして未来都市への道すじ~
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SCSKは、2013年5月29日~31日に東京ビッグサイトで開催された「スマートコミュニティ Japan 2013」
内の、「スマートコミュニティセミナーICTフォーラム」で、新たな社会インフラとして注目が集まるスマートコミュニティに関する講演を行いました。
講演では、スマートコミュニティの実現に向けたITが担う役割像を、SCSKが取り組む最新技術やケーススタディを交えてご紹介しました。
当日は、たくさんのお客様にご来場いただき、誠にありがとうございました。
開催概要
主催 | 日刊工業新聞社 |
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日時 | 2013年5月31日(金) 13:00~16:40 |
会場 | 東京ビッグサイト 東2ホール内 会場内メインステージ |
定員 | 600名 |
当社講演内容
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14:05~15:05 「未来都市を担うITの役割」
SCSK株式会社 執行役員 通信・クラウド事業本部 本部長 関 滋弘
東日本大震災による電力危機の発生に端を発し、我が国の原子力発電による電力供給比率が下がり、自然エネルギーの利用拡大が今まで以上に望まれるようになりました。夢ある未来を実現する社会インフラ、「スマートコミュニティ」の実現のために、ITが担う役割とはどのようなものでしょう。
本セッションでは、まずはじめに、「電気は貯められない」という前提で考えられてきたこれまでの電力需給モデルについて、スマートコミュニティ実現の鍵となる定置型蓄電池が普及することで「電気は貯められる」というパラダイムシフトが広がり、我慢しない節電や自然エネルギーの効果的利用が促進されることを市場予測や政府政策の紹介を交えて解説しました。
続いて、内閣府が推進する「環境未来都市構想」に選定された、岩手県2市1町が取り組む「気仙広域環境未来都市」でのケースをもとに大船渡市吉浜地区拠点センターへ導入された、太陽光パネルと蓄電池を一体的に管理するエネルギー管理システム「PrimeEco」
の事例を紹介し、ITを活用した蓄電池と自然エネルギーの連携により付加価値が創出されることについて具体例をあげて説明しました。
最後に、SCSKはスマートコミュニティの実現に向けて、システム開発技術、データセンター、BPOなどの経営資源を活用したプラットフォームサービスの提供を目指していること、そしてスマートコミュニティを実現するためには自治体や多様な企業が協力し合い「共に創る」という取り組みが不可欠であることを説明しました。SCSKではこれからも、夢ある未来を実現する社会インフラ「スマートコミュニティ」の実現に向け貢献してまいります。
SCSK株式会社
執行役員 通信・クラウド事業本部
本部長
関 滋弘
会場の様子
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本イベントに関するお問い合わせ先
SCSK株式会社 通信・クラウド事業本部 環境・エネルギープロジェクト 担当:古谷/加藤TEL:03-6438-3779